動画をオートで撮影する

インテリジェントオート撮影では、ビデオカメラが明るさやフォーカスなどを撮影状況に応じて自動的に調整します。

人物の撮影など、特定の撮影場面では、場面に応じたアイコンが画面に表示されます。

大切な撮影をする前に、試し撮りすることをおすすめします。

液晶モニターを開く

C4B5 Monitor Open Movie

撮影モードが MOVIE になっているか確認します。

静止画モード PHOTO になっているときは、撮影画面の PHOTO をタッチして、モード切り換え画面を表示してください。
動画モード MOVIE をタッチすると、撮影モードが切り換わります。

撮影モードがインテリジェントオート iA か確認する

C4B5 Tap MENU iA

マニュアル MANUAL_MODE になっているときは、撮影画面の MANUAL_MODE をタッチして、モード切り換え画面を表示してください。
インテリジェントオート iA をタッチすると、撮影モードが切り換わります。

Tap Auto&Manua

START/STOPボタンを押して、撮影を開始する

C4B5 Start Stop Button

もう一度押すと撮影を停止します。

一部の表示は約3秒間で消えます。 D-Appear ボタンを使って表示を切り換えられます。

動画撮影時の画面表示

C6B Indications Video Recording (Seamless)

表示アイコン

説明

num_1

動画画質

撮影メニューの "動画画質"で設定している画質のアイコンを表示します。

num_2

タッチ優先AE/AF

"タッチ優先AE/AF"の設定を表示します。
お買い上げ時は "顔追尾"に設定されています。

num_3

時刻

現在時刻を表示します。

num_4

エフェクト撮影

エフェクト撮影が設定されている場合に表示します。

icon_Monochrome :ラフモノクローム

icon_Cooking :料理

icon_Baby :ベビー

num_5

手ぶれ補正

手振れ補正設定を表示します。

num_6

記録メディア

動画を記録するメディアのアイコンを表示します。
記録メディアは変更できます。

num_7

バッテリー残量

使用状態におけるバッテリー残量の目安を表示します。

num_8

撮影モード

現在の撮影モードが iA (インテリジェントオート)または MANUAL_MODE (マニュアル)で表示されます。

現在の撮影モードが表示されます。

num_9

インテリジェントオートの設定シーン

インテリジェントオートで自動的に設定されるシーンをあらわします。複数のシーンが設定される場合があります。

num_10

シームレス撮影

シームレス撮影を設定すると表示されます。シームレス撮影ができないときは SEAMLESS が表示されます。

num_11

撮影可能時間

動画撮影が可能な残り時間を表示します。

num_12

シーンカウンター
(撮影した時間)

現在撮影している動画の撮影経過時間を表示します。

インテリジェントオートのシーン

表示アイコン

説明

icon_Iacloseup

肌を美しく撮影します。

icon_IaPerson

人物を自然に表現できるように撮影します。

icon_IaGroupPhoto

グループを撮影する際に、最適な設定で撮ります。

icon_IaSmileFace

笑顔の人物をきれいに撮ります。

icon_IaMacro

近接の被写体にピントを合わせて撮影します。

icon_IaLanscape

遠景にピントが合い、シャープで色鮮やかな映像になります。

icon_IaLowLight

薄暗い場所で、全体的にノイズを抑えて撮影します。

icon_IaNightView

全体的にノイズを抑え、夜景を忠実に表現するように撮影します。

icon_IaHighLight

雪原や砂浜などかなり明るい屋外でも、なるべく色飛びせずに撮影します。

icon_IaSpotLight

スポットライトがあたった被写体を、なるべく色飛びせずに撮影します。

icon_IaForest

木々の緑を鮮明に撮影します。

icon_IaSunset

夕暮れの様子を自然な色で撮影します。

icon_IaBacklight

逆光で被写体が暗く写ることを防ぎます。

icon_IaVividColor

色彩の鮮やかさを強調して撮ります。

icon_IaOutdoor

日中の屋外で、自然な色になるように撮影します。

icon_IaIndoorCool

寒色系照明の室内において、自然な色で撮影します。

icon_IaIndoorWarm

暖色系照明の室内において、自然な色で撮影します。

icon_IaHandle

手持ち撮影に最適な設定を行います。

icon_IaFix

三脚を用いた撮影に適した設定を行います。

メモ

シーンは撮影条件によって選択され、インテリジェントオートでは自動的に調整が行われます。

撮影状況に応じて、複数のシーンが設定される場合があります。

撮影状況によっては、正しく動作しないことがあります。

動画撮影時の操作ボタン

C4B5 Operation buttons for video Recording

操作ボタン

説明

num_1

動画/静止画切換

MOVIE / PHOTO

動画モードと静止画モードを切り換えます。

num_2

WTズーム

ズームレバーと同様の操作ができます。
ズームレバーを操作するときに起こりがちな手ぶれを抑えてズーム操作ができます。

num_3

静止画撮影 icon_C4_Still-REC

撮影中にタッチすると静止画を撮影します。

num_4

再生切換

再生モードに切り換えます。

num_5 / num_6

撮影開始 Rec+Pause
撮影停止 Rec-Start

START/STOPボタンと同じ動作をします。

num_7

MENU

撮影メニュー(動画)が表示されます。

num_8

画面表示切換 D-Appear

ボタンをタッチするたびにフル表示( D-LOCK )とシンプル表示( D-Appear )を切り換えることができます。

シンプル表示:一部の表示は画面操作をしないと自動的に消えます。

フル表示:すべてを表示させることができます。画面表示切換ボタンが D-Appear から D-LOCK に変わります。

電源を切るとシンプル表示( D-Appear )に戻ります。

num_9

撮影モード切換 iA / MANUAL_MODE

iA インテリジェントオートと MANUAL_MODE マニュアル撮影モードを切り換えます。

マナーモード機能を使う

マナーモードは操作音を消す機能です。設定によって画面を暗くすることもできます。発表会などで静かに撮影したいときにお使いください。

"マナーモード"が "モニター暗 操作音なし"のときは、 SILENT が表示されます。

操作手順

"MENU"をタッチする

トップメニューが表示されます。

SILENT をタッチする
C5B Top Menu
操作音だけを消す場合は Icon_Silent1 をタッチ、画面を暗くして操作音を消す場合は Icon_Silent2 をタッチする
C7B Movie SILENT MODE

撮影するときの便利な設定

"日時表示記録"を使うと、動画に撮影日時を入れて記録できます。

ご注意

レンズを直射日光などに向けないでください。

液晶モニターは反転させるか、または”液晶クローズド撮影”を有効にすると閉じたまま使用できますが、本機の温度が上がりやすくなります。日光が直接あたる場所や温度が高い環境、または長時間連続でお使いになるときは、液晶モニターを開いたままご使用ください。

本機の温度が上がりすぎると回路保護のため、電源が切れることがあります。

撮影中に温度が上昇すると、 Rec-Start が黄色に変化してお知らせします。

本機はデジタル機器のため、静電気や妨害ノイズによりエラー表示が出たり、正常に動作しないことがあります。このようなときは、一度モニター画面を閉じて電源を切ってからAC アダプターを取りはずし、リセットボタンを押して本機をリセットしてください。

免責事項
・本機や付属品、SDカードの万一の不具合により、正常に録画や録音、再生ができない場合、内容の補償についてはご容赦ください。
・商品の不具合によるものも含め、いったん消失した記録内容(データ)の修復などはできません。あらかじめご了承ください。
・万一、データが消失してしまった場合でも、当社はその責任を負いかねます。

メモ

記録メディアの残量時間が十分あることを確認してから撮影を開始しましょう。 残量時間を確認する
残量時間が十分でないときは、パソコンやディスクに映像を保存してから削除してください。 不要な映像を削除する

仕様上、12時間以上の連続撮影ができません。12時間経過すると自動的に撮影が停止します。
(撮影の再開には、多少時間がかかる場合があります。)

撮影した動画ファイル一つのサイズは最大で4GBです。長時間連続で撮影したときにファイルが4GBを超える場合、複数の動画ファイルに分割して記録します。

撮影条件によっては、画面の四隅が暗くなることがありますが、故障ではありません。このようなときはズームレバーを動かすなど、撮影条件を変えてご使用ください。