特長

撮像素子には総画素数約1350万画素4K Super 35 mm単板CMOSセンサーを搭載し、基準ISO感度ISO400、トータル12 Stopsの広いダイナミックレンジを実現しました。明暗差が大きい被写体や低照度の環境下における撮影でも、被写体の持つ魅力を余すことなく撮影することができます。

本機はマイクロフォーサーズレンズマウントシステムを採用、さらにJVC独自のバリアブルスキャンマッピング技術によって、Super 35 mm、マイクロフォーサーズ、またSuper 16 mmなどのさまざまなレンズに対応が可能です。
マウントアダプターを使用すると、PLやEFマウントレンズも使用できます。

フルハイビジョンの約4倍の情報量を持つ4Kの高解像度（3840 x 2160画素）で30p/25p/24pの記録・再生を実現しました。また、H.264コーデックで4K撮影時には150 Mbpsの高解像度記録に対応し、HD撮影時には50 Mbps 4:2:2の高画質記録に対応しました。動きの多いシーンやディテールの細かなシーン撮影でも、なめらかで細部の表現力に富んだ高画質な映像記録が可能です。

自社開発の4Kコーデックや、デュアルストリームを同時エンコード可能な画像エンジンを搭載し、次世代高画素センサーのポテンシャルを最大化して高品質画像を実現しました。

従来機より高いエンコードビットレートの設定が可能になりました。さらに、高い信頼性で安定したデータ送信が可能なクラウドサービス「Zixi」への対応に加え、RTMPなどのライブストリーミングも可能になりました。

これまでの当社メモリーカメラレコーダーのコンセプトを継承し、アップル社製編集ソフト“Final Cut Pro”でダイレクト編集可能なQuickTimeフォーマット（MOV）とAVCHDのファイルフォーマットに対応しました。

メモリーカードとして最も普及しているSDHC/SDXCカード記録システムを採用しました。高い信頼性、かつ低ランニングコストでの運用が可能です。
記録方法としては、スロットをまたいでシームレスな長時間連続撮影ができるシリーズ記録、2つのスロットに同じファイルを記録できるデュアル記録、片方のスロットで連続記録を行いながらもう片方では必要なシーンだけ記録・停止操作を行うことができるバックアップ記録など、ユーザーの利便性を考えた様々な機能を搭載しています。
また、ネットワークへの配信に適した解像度のWebファイルの作成が可能で、HDファイルとWebファイルを同時に記録することもできます。

記録しながらのストリーミングも可能です。

デジタル出力として［SDI OUT］端子と［HDMI］端子を装備しています。3G対応のSDI出力や、［HDMI］端子からは4Kを含めた外部出力が可能です。非圧縮フルHD映像信号と音声信号を［SDI OUT］端子と［HDMI］端子から同時に出力することもできます。

3.5型16:9液晶ディスプレイと、0.24型16:9LCOSカラービューファインダーによって、4K撮影時のクリティカルなフォーカス合わせをサポートします。また、任意の場所を選択可能な拡大フォーカスなどのアシスト機能も搭載しています。

中心領域だけでなく、顔検出のオートフォーカス機能を搭載。マニュアルフォーカスに切り換えも可能です。光学手ぶれ補正機能にも対応しています。（※）

ゲインやホワイトバランスなどのスイッチをサイドパネルに配置し、撮影シーンに応じて素早く設定を切り換えることができます。また、ガンマやカラーマトリクスなどの画質パラメーターをメニューで好みのトーンにあわせることが可能です。

計10個のボタンそれぞれに対応したメニュー項目で、機能の割り付けができます。

NDフィルターを内蔵しています。撮影時の明るさによって、4ポジションのNDフィルター（OFF、1/4、1/16、1/64）を切り換え、光量を調節できます。

録画ボタンやズームスイッチを備えたハンドルユニットを装備し、業務用のマイクを使用できます。録音レベルの調節やファントムマイクの接続も可能です。