デュアルレックについて

デュアルレックモード([スロットモード]が“デュアル”)では、両スロットに記録可能なカードが挿入されている場合、[REC]ボタンを押すと、両スロットのメディアへ同時に記録が開始されます。

両スロットに記録されたクリップは同じものとなり、本機のみで同一内容のクリップを2つ同時に作成することが可能です。

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デュアルレックモードに設定する

[システム] arrowR [記録設定] arrowR [スロットモード]項目を“デュアル”に設定する

ディスプレイ画面に“DUAL”と表示されます。

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記録を開始する

両スロットへ記録可能なメディアを挿入して、[REC]ボタンを押します。

デュアルレックモードで両スロットへのメディアへ同時に記録が開始されます。

両カードスロットマークが赤色となり、両カードスロット状態表示ランプが赤色に点灯します。

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記録を停止する

再度[REC]ボタンを押します。

両スロットとも記録が停止し、両カードスロットマークが白色に戻ります。

両メディアには同じクリップが記録されます。

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メモ

[システム]設定が、“4K”、“HD”、“SD”または“High-Speed”のときに使用可能です。

デュアルレックモードで記録中、両方のカードスロットマークが赤色に点灯します。

記録残量が異なるカードがそれぞれのスロットへ挿入されており、デュアルレックモードで記録中、片方のカードの容量がいっぱいになると、両スロットとも自動的に記録を停止します。記録停止後、残量のあるカードへは自動的に記録を再開します。この場合、クリップは別々になりますが、シームレスに記録されますので、編集ソフトウェアのタイムラインに並べると途切れなく繋がります。

最後に記録されたクリップの異なるカードが両スロットへそれぞれ挿入されているとき、タイムコードの動作モードが“Regen”の場合、選択されているカードスロットに対して、Regenモードで次の記録が有効となります。

ご注意

デュアルレックモードで記録する場合、同じ容量のメディアで、かつフォーマットされた状態から記録を開始することをおすすめします。

デュアルレックモードは,特殊記録モードと併用できます。デュアルレックモード時でも,[記録モード]を“ノーマル”、“プリレック”、“クリップコンティニュアス”、“インターバルレック”、“フレームレック”から選択することができます。

両スロットに記録可能なメディアが挿入されている場合、デュアルレック(同時記録)が可能です。片方のスロットのみに記録可能なメディアが挿入されているときは、1枚でも記録を開始できます。

デュアルレックモード時、スロットをまたいでの連続記録はできません。片方のスロットで記録開始後、もう片方のスロットへ記録可能なメディアが挿入されていても連続記録できません。

デュアルレックモードに設定時、片方のスロットでのみ記録している場合、途中でもう一方のスロットへ記録可能なメディアを挿入してもデュアルレックできません。デュアルレックしたい場合は、一旦記録停止後(クリップコンティニュアスレックの記録一時停止は含まず)、記録を開始してください。

デュアルレックモードで記録中、どちらか一方のカードを誤って抜いた場合でも、もう一方のスロットカードは継続して記録します。ただし、誤って抜いてしまったカードは修復機能で修復できない場合があります。

デュアルレックモードで記録中にどちらか一方のカードで記録エラーが発生した場合、そのスロットの記録は停止しますが、もう一方のスロットカードは継続して記録します。

デュアルレックモードで記録したクリップをメディアモードでクリップ削除やOKマーク付加などの操作を行う場合、選択されているスロットのカードのみ操作できます。