4Kの高精細記録に対応、フルHDもさらに進化した記録画質を実現
フルハイビジョンの約4倍の情報量を持つ4Kの高解像度(3840 x 2160 画素)で30p/25p/24pの記録・再生を実現しました。また、H.264 コーデックで4K撮影時には150 Mbpsの高解像度記録に加え、70 Mbpsの記録モードにも対応、SDHC/SDXCメモリーカードClass10での記録が可能です。
またこれまでのHD撮影時の50Mbps 4:2:2 カラーサンプリング記録に加え、4K30p/25p/24pでも4:2:2記録モードに対応 、従来より微細な色表現が可能になりました。
広角29.6 mm、光学12倍のF1.2ズームレンズ
広角29.6 mmから光学12倍ズーム、さらに高解像度センサーを活用したダイナミックズームで24倍まで対応(HD/SD 撮影時)でき、遠く離れた人物の顔まで撮影できます。
感度F5.6を実現した高性能CMOSセンサー
1240万画素の高性能 1/2.3型(有効画素903万画素 1/2.5型)CMOSセンサーを搭載し、高精細で高度なノイズリダクション技術によって感度性能を大幅にアップしたF5.6を実現しました。暗いシーンや照明の使えない場所でも階調感に優れた撮影が可能です。
JVC新世代画像処理エンジン「FALCONBRIDⅡ(ファルコンブリッドⅡ)」
自社開発の4Kコーデックや、デュアルストリームを同時エンコード可能な画像エンジンを搭載し、次世代高画素センサーのポテンシャルを最大化して高品質画像を実現しました。
進化したネットワーク機能
4K撮影時もPC・タブレットなどのネットワーク端末からの操作が可能です。
また、HD/SD撮影時は対応するデコーダーやPCアプリケーションとの組み合わせにより、ネットワーク経由で映像・音声のストリーミングが可能です。
各種SNSへの配信に適した「RTMP」「RTMPS」に加え、「Facebook Live」や「YouTube Live」専用プロトコル、簡単かつ低コストで高品位なデータ送信を可能とする「SMPTE 2022-1」プロトコルを搭載。
さらに、高い信頼性で安定したデータ送信が可能なクラウドサービス「Zixi」に対応しています。
ブロードキャスト映像へのオーバーレイ
撮影内容に合わせ、局名や番組名、ニュースタイトルなどをスマートフォンやタブレットから簡単に入力、撮影クリップやストリーミング映像に重畳することができます。テキストバーはプリインストールされた複数の色から選択が可能で、さらにフリーのPCアプリケーションによってお好みの画像にカスタマイズができます。
フルスクリーングラフィック機能
告知や広告などの画像を撮影画面に重畳して、ライブ配信およびSDカードへの記録が可能です。画像は最大50ファイルまでカメラに保存することができるので、スライドショーとしても使用可能です。
Zero Config情報提供機能の追加
同一LANに接続されたStreamstar社の「Streamstar Xシリーズ」にて、カメラレコーダーの自動検出が可能なため、複数台の接続も簡単です。
RM-LP100からの制御が可能
リモートカメラコントローラ RM-LP100を使って本機を制御できます。外部機器からの制御でLCDやVFにタリー表示が可能です。
カラーマトリクス調整機能
カラーマトリクス調整の詳細設定により、複数のカメラを用いて撮影する場合に、各カメラの色を合わせたり、本カメラを自分の好みの色再現に調整することができます。
また、SDカードに保存した「セットアップファイル」を使用し、他の「GY-HM280/GY-HM185」も同じセットアップ状態にすることもできます。
高輝度優先モード
高輝度領域の画像も白とびを抑えた撮影が可能な高輝度優先の記録モードを搭載。高輝度部を高コントラスト化することで自然な映像感を得られます。
被写体の輝度を確認でき、露出決定を補助するヒストグラム機能を搭載
露出レベルの全体傾向をヒストグラムのグラフにて確認し、白とびや黒つぶれ防止の手助けをします。
ハイスピード撮影機能
滑らかなスローモーション映像を撮影することで、動きのある被写体を効果的に表現することができます。
QuickTime/AVCHDの各フォーマットに対応
これまでの当社メモリーカメラレコーダーのコンセプトを継承し、アップル社製編集ソフト“Final Cut Pro”でダイレクト編集可能なQuickTimeフォーマット(MOV)とAVCHDのファイルフォーマットに対応しました。
SDカードダブルスロット搭載で多彩な記録方法が選択可能
メモリーカードとして最も普及しているSDHC/SDXCカード記録システムを採用しました。高い信頼性、かつ低ランニングコストでの運用が可能です。
記録方法としては、スロットをまたいでシームレスな長時間連続撮影ができるシリーズ記録、2つのスロットに同じファイルを記録できるデュアル記録、片方のスロットで連続記録を行いながらもう片方では必要なシーンだけ記録・停止操作を行うことができるバックアップ記録など、ユーザーの利便性を考えた様々な機能を搭載しています。
また、ネットワークへの配信に適した解像度のWebファイルの作成が可能で、HDファイルとWebファイルを同時に記録することもできます。
GY-HM280は記録しながらのストリーミングも可能です。
プログレッシブ対応3G-SDIとHDMI出力を装備
デジタル出力として[SDI OUT]端子と[HDMI]端子を装備しています。3G対応のSDI出力や、[HDMI]端子からは4Kを含めた外部出力が可能です。非圧縮フルHD映像信号と音声信号を[SDI OUT]端子と[HDMI]端子から同時に出力することもできます。
3.45型276万画素液晶ディスプレイと0.24型156万画素カラービューファインダー
3.45型16:9液晶ディスプレイと、0.24型16:9LCOSカラービューファインダーによって、4K撮影時のクリティカルなフォーカス合わせをサポートします。また、任意の場所を選択可能な拡大フォーカスなどのアシスト機能も搭載しています。
オートフォーカス/光学式・電子式手ぶれ補正機能搭載
中心領域だけでなく、顔検出のオートフォーカス機能を搭載。マニュアルフォーカスに切り換えも可能です。また、光学式・電子式手ぶれ補正機能を搭載し、さまざまなシーンでの撮影をサポートします。
プロスタイルスイッチレイアウトおよび多様なビデオパラメーター設定
ゲインやホワイトバランスなどのスイッチをサイドパネルに配置し、撮影シーンに応じて素早く設定を切り換えることができます。また、ガンマやカラーマトリクスなどの画質パラメーターをメニューで好みのトーンにあわせることが可能です。
使い勝手に応じて機能の割り付けが可能なユーザーボタン/リングを搭載
計9個のボタンと2個のリングにそれぞれ対応したメニュー項目で、機能の割り付けができます。
内蔵3ポジションNDフィルター
NDフィルターを内蔵しています。撮影時の明るさによって、3ポジションのNDフィルター(OFF、1/4、1/16)を切り換え、光量を調節できます。
着脱可能な2チャンネルXLR音声入力端子付きハンドルユニット
録画ボタンやズームスイッチを備えたハンドルユニットを装備し、業務用のマイクを使用できます。録音レベルの調節やファントムマイクの接続も可能です。