“入”に設定した場合、ライブ配信を開始します。
ライブストリーミング
[設定値:入、 切]
ストリーミングが可能な解像度、フレームレート、およびビットレートの組み合わせでない場合、“入”にはできません。
[インターフェイス]項目で、選択しているネットワーク接続が完了していない場合、“入”にはできません。
FTP 実行中、“入”にはできません。
電源OFF 時に“切”になります。
自動再開
ネットワーク切断後に再度接続された場合、自動的にライブストリーミングを再開します。
入:
ネットワークが再接続されたら、ライブストリーミングを自動的に再開します。
切:
ネットワークが再接続されても、ライブストリーミングは自動的に再開しません。
[設定値:入、 切]
カメラの電源が切れた場合は、再び電源を入れてネットワーク接続が確立しても、[自動再開]項目の設定にかかわらず自動的にライブストリーミングを開始しません。
ライブストリーミング中(ライブストリーミングを“入”に設定したとき)は変更できません。
オプションアダプター
使用しません。
[無効]に設定してお使いください。
インターフェイス
ライブストリーミングを行う端子を選択します。
[設定値: LAN、USB/内蔵無線LAN]
サーバー
ライブストリーミングサーバーを選択します。
[設定値: Server1、Server2、Server3、Server4]
ライブストリーミング中([ライブストリーミング]項目を“入”に設定したとき)は変更できません。
ストリーミングサーバー
ライブストリーミングサーバーの設定をします。
ライブストリーミング中([ライブストリーミング]項目を“入”に設定したとき)は変更できません。
Server1、Server2、Server3、Server4
[設定名]項目で設定した名称がそれぞれ表示されます。
設定名
本機で設定を区別するための名称を設定します。
[サーバー]の選択肢には、本項目で設定した名称が表示されます。
初期値は“Server1/Server2/Server3/Server4”です。
最大31 文字、ASCII 文字で入力可能です。
タイプ
配信映像/音声の転送方式を設定します。
[設定値: MPEG2-TS/UDP、MPEG2-TS/TCP、MPEG2-TS/RTP、RTSP/RTP、ZIXI(SRT)、RTMP、RTMPS]
それぞれの転送方式に対応している受信機器を組み合わせてお使いください。
“ZIXI”に設定する場合、別途専用のサーバーが必要になります。
SRTプロトコルを使用する場合は、SRTプロトコルアップデートを行う必要があります。この場合、Zixiプロトコルは使用できなくなります。
Zixiプロトコルを使用する場合は、Zixiプロトコルアップデートを行うことで、再度Zixiプロトコルを使用可能になります。
本項目の設定によって、以降の設定できる項目が異なります。
接続モード
SRTの接続モードを設定します。
[設定値: Caller、Listener、Rendezvous]
[タイプ]項目が“SRT”のときにのみ設定可能です。
送信先アドレス
ライブ配信先のIP アドレスやホスト名などを設定します。
最大127 文字、半角英数字(a~z、0~9)、半角のハイフン[-]、ドット[.]で入力可能。
送信先URL
“rtmp://”または“rtmps://”から始まるライブ配信先のURL を入力します。
初期値は、なし(空文字)です。
最大191 文字、ASCII 文字で入力可能です。
[タイプ]項目が“RTMP”または“RTMPS”のときに設定可能です。
送信先ポート
1~65535 の整数でライブ配信先のネットワークポート番号を入力します。
[タイプ]項目を“MPEG2-TS/UDP”、“MPEG2-TS/TCP”または“MPEG2-TS/RTP”に設定の場合、初期値は“6504”です。“ZIXI”に設定の場合、初期値は“2088”です。
[タイプ]項目が“MPEG2-TS/RTP”に設定の場合、2~65530 までの偶数のみポート番号に設定可能です。
[タイプ]項目を“MPEG2-TS/RTP”に設定し、[SMPTE 2022-1 FEC]項目を“入”に設定した場合、設定したポート番号(N)に加え、N+2 およびN+4 のポート番号も使用されます。
ポート
1~65535の整数で、SRTのポート番号を入力します。
初期値は“6504”です。
[タイプ]項目が“SRT”のときにのみ設定可能です。
ストリームID
ライブ配信先で登録されているストリームIDを設定します。複数のカメラが1つのデバイスに直接ストリーミングできるようになります。
初期値は機種によって異なります。
最大63 文字入力可能。
[タイプ]項目が“ZIXI”または“SRT”のときに設定可能です。
ストリームキー
ライブ配信先で指定されたストリームキーを入力します。
初期値は、なし(空文字)です。
最大127 文字入力可能。
[タイプ]項目が“RTMP”または“RTMPS”のときに設定可能です。
ユーザー名
ユーザーネームを設定します。
初期値は“jvc”です。
最大31 文字入力可能。
[タイプ]項目が“RTSP/RTP”のときにのみ設定可能です。
パスワード
[ストリームID]に対するパスワードを設定します。
ZIXIの場合、初期値は、なし(空文字)です。
RTSP/RTPの場合、機種ごとに異なるランダム英数字が初期値です。
最大127 文字入力可能。RTSP/RTP設定の場合は、最大31 文字入力可能。
レイテンシ
レイテンシモードを設定します。
[設定値:高、中、 低、最小]
[タイプ]項目が“ZIXI”のときにのみ設定可能です。
PCRモード
低遅延モードを設定します。
[設定値:高速、 スタンダード]
[タイプ]項目が“MPEG2-TS/UDP”、“MPEG2-TS/RTP”、“ZIXI”、“SRT”のときに設定可能です。
“高速”に設定することにより、遅延量が最小になりますが、低遅延を優先するため、撮影・ネットワーク環境によっては映像が乱れることがあります。パケットロスが起こらないように、安定したネットワーク環境での使用を想定しています。
適応ビットレート
“入”に設定すると、ライブストリーミングのビットレート設定値を最大とし、ネットワーク帯域の変化に応じて自動的にビットレートを変更します。
[設定値:入、 切]
[タイプ]項目が“ZIXI”または“SRT”のときに、[適応ビットレート]項目が設定可能です。
“入”に設定時のみステータス画面にビットレートが表示されます。
SMPTE 2022-1 FEC
“入”に設定すると、FEC(前方誤り訂正)を使用します。
損失パケットを再送することなく、デコーダー上の処理で損失パケットを回復できる伝送方式です。
[設定値:入、 切]
デコーダー側がSMPTE 2022-1 に対応している必要があります。
[タイプ]項目が“MPEG2-TS/RTP”のときにのみ設定可能です。
FECマトリクス
SMPTE2022-1 設定時のFEC(前方誤り訂正)のオーバーヘッド量を設定します。
[SMPTE 2022-1 FEC]項目が“入”のときにのみ設定可能です。
帯域幅オーバーヘッド
5%~100%の整数で、SRTの帯域超過率を入力します。
初期値は“25%”です。
[タイプ]項目が“SRT”のときにのみ設定可能です。
レイテンシ
20ms~8000msの整数で、SRTの遅延量を入力します。
初期値は“500ms”です。
[タイプ]項目が“SRT”のときにのみ設定可能です。
暗号化
SRTの暗号化方式を設定します。
[設定値:AES-256、AES-192、AES-128、 切]
[タイプ]項目が“SRT”のときにのみ設定可能です。
パスフレーズ
SRTのパスフレーズを設定します。
10文字~79文字まで入力可能。初期値はランダム生成します。
[タイプ]項目が“SRT”のときにのみ設定可能です。
[暗号化]項目が“切”以外のときに設定可能です。
FEC
FEC方式を設定します。
再送なしでデータストリームパケット損失の回復が可能になります。
[設定値:6x6、8x8、10x10、 切]
[タイプ]項目が“SRT”のときにのみ設定可能です。
解像度
ライブ配信時の映像の解像度を設定します。
[記録フォーマット]項目の[ 解像度]および[ フレームレート]の設定によって選択肢が変わります。
解像度 |
設定値 |
---|---|
1920x1080 |
1920x1080、1280x720、 |
1280x720 |
1280x720、
|
720x480 |
720x480 |
ライブストリーミング中([ライブストリーミング]項目を“入”に設定したとき)は変更できません。
ライブストリーミング映像のアスペクト比は“16:9”固定です。
フレームレート
ライブ配信時の映像のフレームレートを設定します。
[ライブストリーミング設定] [解像度]項目の設定、および[記録フォーマット]項目の[ フレームレート]の設定によって選択肢が変わります。
フレームレート |
設定値 |
---|---|
60p、60i |
60p、60i、30p |
50p、50i |
50p、50i、25p |
30p |
30p |
25p |
25p |
ライブストリーミング中(ライブストリーミングを“入”に設定したとき)は変更できません。
ビットレート
ライブ配信時の映像のエンコードビットレートを設定します。
[ライブストリーミング設定] [解像度]および[ビットレート]項目の設定によって選択肢が変わります。
詳しくは、配信可能な[記録フォーマット]と[ライブストリーミング設定]の組み合わせについて をご覧ください。
ライブストリーミング中([ライブストリーミング]項目を“入”に設定したとき)は変更できません。
使用するネットワークアダプターの種類、および接続環境によってはライブストリーミングの映像や音声が途切れることがあります。
インターレース形式
インタレース形式を設定します。
使用されるデコーダーに合わせて設定してください。
[設定値:フィールド、 フィールドペア]