フロントマイク選択
[MIC IN]端子に接続するマイクを選択します。
ステレオ M/S:
ステレオM/S(Mid/Side)ダイレクト出力タイプのマイクを選択
ステレオ L/R:
ステレオ L/Rタイプのマイクを選択
モノ:
モノタイプのマイクを選択
[設定値:ステレオ M/S、 ステレオ L/R、モノ]
“ステレオ M/S”に設定時は、ステレオM/S(Mid/Side)ダイレクト出力のマイクのみを使用してください。
フロントマイク電源
[MIC IN]端子に接続するマイクに+48Vの電源供給が必要な場合に設定します。
[設定値: 入、切]
+48Vの電源供給が不要な場合は“切”に設定されていることを確認のうえ、マイクを接続してください。
フロントマイク1基準レベル
[AUDIO INPUT CH1]または[AUDIO INPUT CH3]選択スイッチの設定が“FRONT”の場合、入力レベルの基準を設定します。
[設定値:-30dB、-40dB、 -50dB、-60dB]
フロントマイク2基準レベル
[AUDIO INPUT CH2]または[AUDIO INPUT CH4]選択スイッチの設定が“FRONT”の場合、入力レベルの基準を設定します。
[設定値:-30dB、-40dB、 -50dB、-60dB]
リアマイク1基準レベル
[AUDIO INPUT CH1]または[AUDIO INPUT CH3]選択スイッチの設定が“REAR”の場合、かつ[AUDIO INPUT1]選択スイッチが“MIC”または“MIC+48V”の場合、入力レベルの基準を設定します。
[設定値:-30dB、-40dB、-50dB、 -60dB]
リアマイク2基準レベル
[AUDIO INPUT CH2]または[AUDIO INPUT CH4]選択スイッチの設定が“REAR”の場合、かつ[AUDIO INPUT2]選択スイッチが“MIC”または“MIC+48V”の場合、入力レベルの基準を設定します。
[設定値:-30dB、-40dB、-50dB、 -60dB]
リアライン基準レベル
[AUDIO INPUT CH1/CH2/CH3/CH4]選択スイッチの設定のどれかが“REAR”の場合、かつ対応する[AUDIO INPUT1/2]選択スイッチが“LINE”の場合の入力レベルの基準を設定します。
[設定値: +4dB、0dB、-3dB]
CH1 音声レベル/CH2 音声レベル/CH3 音声レベル/CH4 音声レベル
フロント、リア/ワイヤレス
[AUDIO INPUT CH1 (/2/3/4)]の[MANUAL/AUTO]選択スイッチを“MANUAL”にしたときの音声レベルを調整する方法を設定します。
フロント+CH1(/2/3/4):
前面の[MIC LEVEL]つまみと[AUDIO INPUT CH1(/2/3/4)]録音レベル調整つまみで調整します。
CH1(/2/3/4) ノブ:
[AUDIO INPUT CH1(/2/3/4)]録音レベル調整つまみで調整します。
フロントノブ:
前面の[MIC LEVEL]つまみで調整します。
[設定値:フロント+CH1(/2/3/4)、CH1(/2/3/4) ノブ、フロントノブ]
(初期値:フロントの場合“フロントノブ”、リア/ワイヤレスの場合“CH1(/2/3/4) ノブ”)
CH1/2 音声基準レベル
[CH1]、[CH2]の録音基準レベルを設定します。
([CH1]、[CH2]共通です。)
[設定値:-12dB、-18dB、 -20dB]
CH3/4 音声基準レベル
[CH3]、[CH4]の録音基準レベルを設定します。
([CH3]、[CH4]共通です。)
Ch1/2 -6dB:
[CH1]、[CH2]より-6dB 下げた値に設定します。
Ch1/2 -12dB:
[CH1]、[CH2]より-12dB 下げた値に設定します。
Ch1/2連動:
[CH1]、[CH2]と同じ値に設定します。
[設定値:Ch1/2 -6dB、Ch1/2 -12dB、 Ch1/2連動]
CH1/2 DRC...、CH3/4 DRC...
DRC(Dynamic Range Compression)の各パラメーター設定を行います。
スレッショルドレベル
CH1/2、CH3/4のDRCしきい値を設定します。
[設定値: -6dBFS、 -9dBFS、 -12dBFS、 -15dBFS、 -17dBFS、切]
アタックタイム
CH1/2、CH3/4のDRCが動作するまでの時間を設定します。
[設定値:高速、 中速、低速]
ディケイタイム
CH1/2、CH3/4のDRC動作を解除するまでの時間を設定します。
[設定値:高速、 中速、低速]
モード
DRC動作の独立、連動を設定します。
([CH1]と[CH2]、および[CH3]と[CH4])
連動させる場合は“連動”、連動させない場合は“独立”に設定します。
[設定値:連動、 独立]
リミッター...
CH1(/2/3/4)
各CHにリミッター動作を行うかどうかを設定します。
入:
リミッター動作を行う。
切:
リミッター動作を行わない。
AUTO/MANUALスイッチに従う:
[AUDIO INPUT MANUAL/AUTO]選択スイッチによって動作する。
AUTOは“入”動作、MANUALは“切”動作をする。
[設定値:入、切、 AUTO/MANUALスイッチに従う]
マイク風音低減...
CH1(/2/3/4)
各CHの[AUDIO INPUT]で“FRONT”を選択、または“REAR”を選択し、かつ背面の[AUDIO INPUT 1/2]の“MIC”か“MIC+48V”を選択した場合に、オーディオ入力信号のロー(低域部)カットをするかどうかを設定します。
マイクの風切り音を小さくしたい場合に設定します。
[設定値:入 、 切]
[マイク風音低減]項目が“入”で、動作中はステータス画面(音声入力)に (アイコン)が表示されます。
テストトーン
カラーバー出力時、オーディオテスト信号(1 kHz)を出力するかどうかを設定します。
[設定値:入、 切]
AUDIO OUT チャンネル
[AUDIO OUT]端子に出力するチャンネルを設定します。
CH3/4:
[CH3]、[CH4]の音声を出力します。
CH1/2:
[CH1]、[CH2]の音声を出力します。
MONI SELスイッチに従う:
[MONI SELECT]スイッチの設定に従って出力します。
[設定値:CH3/4、CH1/2、 MONI SELスイッチに従う]
AUDIO OUT 基準レベル
[AUDIO OUT]端子の基準出力レベルを設定します。
[設定値:+4dB、 0dB、-3dB]
AUDIO OUT リミッター
[AUDIO OUT]端子の出力にリミッター動作を行うかどうかを設定します。
入:
リミッター動作を行う。
切:
リミッター動作を行わない。
[設定値:入、 切]
[AUDIO OUT リミッター]項目が“入”の場合、ステータス画面(音声出力)に (アイコン)が表示されます。
PHONE出力
[MONI SELECT]スイッチを“BOTH”に設定時、[PHONE]端子の音声をステレオ音声にするかミックス音声にするかを選択します。
ステレオ:
ステレオ音声(CH1(CH3)の音声をL、CH2(CH4)の音声をR)を出力します。
ミックス:
ミックス音声(CH1(CH3)とCH2(CH4)のミックス音声)をL、R に出力します。
[設定値:ステレオ、 ミックス]
警告音最小レベル
[ALARM]音量調整つまみを最小にしたときに、アラーム音を出力するか消音するかを設定します。
[設定値:可聴、 切]
スピーカーゲイン
スピーカーゲインを設定します。
[設定値:+6dB、+3dB、 0dB、-3dB、-6dB]
ワイヤレスチャンネル
ワイヤレスからのチャンネルを設定します。
デュアル:
ワイヤレスCh1出力をCh1(Ch3) Audio Inに入力、ワイヤレスCh2出力をCh2(Ch4) Audio Inに入力
シングル:
ワイヤレスCh1出力をCh1(Ch3)/Ch2(Ch4) Audio In両方に入力
[設定値:デュアル、 シングル]
IFB/RETモニター...
CH1(/2)
各CHのIFB/Return over IP中の[PHONE]端子からの出力を設定します。
オート:
IFB/Return over IP音声入力を検出したときは、IFB/Return over IP音声とマイク音声をミックスして出力します。IFB/Return over IP音声入力が未検出のときはマイク音声のみ出力します。
IFB/RETのみ:
常時IFB/Return over IP音声のみ出力します。
切:
IFB/Return over IP音声は出力されません。
[設定値:オート、IFB/RETのみ、 切]
[IFB/RETモニター]のCH1とCH2で異なる設定を有効にする場合は、[PHONE]出力を“ステレオ”に設定してください。
IFB/RETオーディオ ALC
IFB/Return over IP中のオーディオ ALC動作を設定します。
[設定値: 入、切]
[IFB/RETオーディオ ALC]はIFB/Return over IP音声を聞き取り易くするための自動レベル調整機能です。
ALCレベル
ALC動作時のIFB/Return over IP音声レベルを設定します。
高:
IFB/Return over IPの音声が最も大きくなるように自動調整されます。
中:
IFB/Return over IPの音声が中レベルになるように自動調整されます。
低:
IFB/Return over IPの音声が小レベルになるように自動調整されます。
[設定値:高、 中、低]
IFB/Return over IP音声が大き過ぎる場合は、“低”に設定してください。“低”にしても音声が大きい場合は[IFB/RETオーディオ ALC]項目を“切”にしてください。
下記条件にすべて当てはまると、IFB/Return over IP音声が聞こえないことがありますので、各設定を見直してください。
[IFB/RETオーディオ ALC]項目が“切”
[IFB/RETモニター]/[CH1][CH2]項目が“オート”
IFB/Return over IP音声入力が小さい場合
VF音声出力
[VF]端子からのSDI音声出力を設定します。
[設定値:IFB/RET、カメラ、 切]
[SDI OUT2]、[HDMI OUT]項目が、“VF”に設定した場合も本設定で音声出力されます。
“IFB/RET”選択時に出力される音声は、IFBまたはReturn over IPのみです。SDIのリターン音声は出力されません。