[記録フォーマット]メニューは、すべての項目の設定を終了したあと、画面下方の[決定]を選択すると、各項目の設定値が本機に反映され記録フォーマットが切り換わります。切り換え時、画面上に“お待ちください...”と表示されます。
記録フォーマット
システム
記録映像の解像度を選択します。
HD EXT(SSD):
[拡張スロット](SSDメディア)に“HD EXT”で記録します。
HD:
Aスロット、Bスロットともに“HD”(High Definition)で記録します。
SD:
Aスロット、Bスロットともに“SD”(Standard Definition)で記録します。
HD+Web:
Aスロットは“HD”(High Definition)で記録、BスロットはWeb配信に適した解像度で記録します。
HD(SDI入力):
[HD/SD SDI IN]端子に接続された機器のHD SDI映像をA スロット、B スロットともに“HD”で記録します。
SD(SDI入力):
[HD/SD SDI IN]端子に接続された機器のSD SDI映像をA スロット、B スロットともに“SD”で記録します。
High-Speed:
A スロット、B スロットともに“HD”(High Definition)で、スローモーション映像を撮影します。
[設定値:HD EXT(SSD)、 HD、SD、HD+Web、HD(SDI入力)、SD(SDI入力)、High-Speed]
本項目の設定によって、[ 形式]/[ 形式]、[ 解像度]/[ 解像度]、[ フレームレート]/[ フレームレート]、[ ビットレート]/[ ビットレート][ 音声]/[ 音声]、[ 形式]、[ 解像度]、[ フレームレート]、[ ビットレート]、[ 音声]の各項目での設定値の選択肢が変わります。
[システム] [記録設定] [記録フォーマット] [システム]項目を、“High-Speed”に設定したときには、内蔵無線LANまたは[HOST]端子(USB)でのネットワークが使用できないので下記の対応を行なってください。
[ネットワーク] [接続設定] [USB/内蔵無線LAN]項目を“切”に設定する
USBネットワークアダプターを取りはずす
対応を行わなかった場合、カメラは緊急停止し電源が切れます。
録画中の場合、ファイルのデータが破損することがあります。
形式/ 形式
スロットA 、または拡張スロットの記録メディアに記録するファイル形式を選択します。
QuickTime(MPEG2):
QuickTime ファイルフォーマット(.MOV)
MXF(MPEG2):
MXF ファイルフォーマット
QuickTime(H.264):
QuickTime ファイルフォーマット(.MOV)
MP4(H.264):
MP4 ファイルフォーマット
[設定値:QuickTime(MPEG2)、MXF(MPEG2)、 QuickTime(H.264)、MP4(H.264)]
[システム]項目を“HD EXT(SSD)”に設定している場合、“ProRes”に固定されます。
[システム]項目を“SD”または“SD(SDI入力)”に設定している場合、本項目は“QuickTime(H.264)”に固定されます。
[システム]項目を“HD+Web”に設定している場合、本項目は“QuickTime(H.264)”に固定されます。
[システム]項目を“High-Speed”に設定している場合、本項目は“QuickTime(H.264)”に固定されます。
解像度/ 解像度
スロットA 、または拡張スロットの記録メディアに記録する画像のサイズを選択します。(水平×垂直)
[システム]項目および[ 形式]項目の設定によって、選択肢が変わります。
[システム]項目を“HD EXT(SSD)”に設定時:
“1980x1080”に固定されます。
[システム]項目を“HD”または“HD(SDI入力)”に設定し、[ 形式]項目を“QuickTime(MPEG2)”または“MXF(MPEG2)”に設定時:
[設定値: 1920x1080、1440x1080、1280x720]
[システム]項目を“HD”または“HD(SDI入力)”に設定し、[ 形式]項目を“QuickTime(H.264)”に設定時:
[設定値:1920x1080、1280x720]
[システム]項目を“HD”または“HD(SDI入力)”に設定し、[ 形式]項目を“MP4(H.264)”に設定時:
[設定値:1920x1080、1280x720]
[システム]項目を“HD+Web”に設定時:
[設定値:1920x1080、1280x720]
[システム]項目を“High-Speed”に設定時:
“1920x1080”に固定されます。
[システム]項目を“SD”または“SD(SDI入力)”に設定時:
“720x480”または“720x576”のどちらかに固定されます。
本項目の設定によって、[ フレームレート]/[ フレームレート]および[ ビットレート]/[ ビットレート]項目の設定値の選択肢がかわります。
フレームレート/ フレームレート
スロットA 、または拡張スロットの記録メディアに記録するフレームレートを選択します。
[システム]項目、[ 解像度]/[ 解像度]項目および[ 形式]/[ 形式]項目の設定によって、選択肢が変わります。
[システム]項目を“HD EXT(SSD)”に設定時:
[設定値:60p、50p、30p、25p、24p]
[システム]項目を“HD”または“HD(SDI入力)”、[ 形式]項目を“QuickTime(MPEG2)”または“MXF(MPEG2)”、[ 解像度]項目を“1920x1080”に設定時:
[設定値:60i、50i、30p、25p]
[システム]項目を“HD”、“HD(SDI入力)”または“HD+Web”、[ 形式]項目を“QuickTime(H.264)”、[ 解像度]項目を“1920x1080”に設定時:
[設定値:60p、60i、50p、50i、30p、25p、24p]
[システム]項目を“HD”または“HD(SDI入力)”、[ 解像度]項目を“1440x1080”に設定時:
[設定値:60i、50i]
[システム]項目を“HD”、“HD(SDI入力)”または“HD+Web”、[ 解像度]項目を“1280x720”に設定時:
[設定値:60p、50p]
[システム]項目を“HD”、“HD(SDI入力)”、[ 形式]項目を“MP4(H.264)”に設定時:
“60p”に固定されます。
[システム]項目を“SD”または“SD(SDI入力)”に設定時:
“60i”に固定されます。
[システム]項目を“High-Speed”に設定時:
[設定値:120/60p, 100/50p, 120/30p, 100/25p, 120/24p]
[システム]項目を“HD(SDI入力)”にしたときは、[ フレームレート]項目の“30p”/“25p”/“24p”は選択できません。
ビットレート/ ビットレート
スロットA 、または拡張スロットの記録メディアに記録するビットレートを選択します。
[システム]項目、[ 解像度]/[ 解像度]項目および[ 形式]/[ 形式]項目の設定によって、選択肢が変わります。
[システム]項目を“HD”または“HD(SDI入力)”、[ 形式]項目を“QuickTime(MPEG2)”または“MXF(MPEG2)”、[ 解像度]項目を“1440x1080”に設定時
[設定値:35M(HQ)、25M(SP)]
[ 解像度]が“1440x1080”以外では“35M(HQ)”に固定されます。
[システム]項目を“HD”、“HD(SDI入力)”または“HD+Web”、[ 形式]項目を“QuickTime(H.264)”に設定時:
[ 解像度]項目を“1920x1080”、[ フレームレート]項目を“60p”または“50p”に設定時:
[設定値: 70M(XHQ)、 50M(XHQ)、50M(XHQ)]
[ 解像度]項目を“1920x1080”、[ フレームレート]項目を“60i”/“50i”/“30p”/“25p”/“24p”に設定時:
[設定値: 50M(XHQ)、50M(XHQ)、35M(UHQ)]
[ 解像度]項目を“1280x720”に設定時:
[設定値: 50M(XHQ)、35M(UHQ)]
[システム]項目を“HD”または“HD(SDI入力)”、[ 形式]項目を“MP4(H.264)”に設定時:
[ 解像度]項目を“1920x1080”に設定時:
“12M(LP)”に固定されます。
[ 解像度]項目を“1280x720”に設定時:
“8M(LP)”に固定されます。
[システム]項目を“SD”または“SD(SDI入力)”に設定時:
8M(HQ)に固定されます。
[システム]項目を“High-Speed”に設定時:
[ フレームレート]項目を“120/60p”または“100/50p”に設定時
[設定値: 70M(XHQ)、 50M(XHQ)、50M(XHQ)]
[ フレームレート]項目を“120/60p”または“100/50p”以外に設定時
[設定値: 50M(XHQ)、50M(XHQ)、35M(UHQ)]
[システム]項目を“HD(SDI入力)”にしたときは、[ フレームレート]項目の“30p”/“25p”/“24p”は選択できません。
音声/ 音声
スロットA 、または拡張スロットの記録メディアに記録する音声(2ch/4ch)を選択します。
[ 形式]/[ 形式]項目または[ ビットレート]/[ ビットレート]項目の設定によって選択肢が変わります。
[ ビットレート]項目を
[設定値: 4CH 16bit、2CH 16bit]
[ ビットレート]項目を
[設定値: 4CH 24bit、2CH 24bit]
[システム]項目が“High-Speed”に設定時、“2CH”に固定されます。
形式
[システム]項目を“HD+Web”に設定している場合、スロットBに挿入されているSDカードに記録するファイル形式を選択します。
QuickTime(H.264) 固定となります。
[システム]項目を“HD+Web”以外に設定している場合、[ 形式]と同じ設定値に固定されます。
解像度
[システム]項目を“HD+Web”に設定している場合、スロットB に挿入されているSD カードに記録する記録画像のサイズを選択します。(水平×垂直)
[システム]項目を“HD+Web”に設定時:
[ フレームレート]を“60p”/“60i”/“30p”設定時
[設定値:960x540、720x480、480x270]
[ フレームレート]を“50p”/“50i”/“25p”設定時
[設定値:960x540、720x576、480x270]
[ フレームレート]を“24p”設定時
[設定値:960x540、480x270]
[システム]項目を“HD+Web”以外に設定している場合、[ 解像度]と同じ設定値に固定されます。
フレームレート
[システム]項目を“HD+Web”に設定している場合、スロットB に挿入されているSD カードに記録する記録画像のフレームレートは固定されます。
[ フレームレート]項目の設定によって、固定される値が異なります。
“60i”、“50i”、“30p”、“25p”、または“24p”のいずれかに固定されます。
[システム]項目を“HD+Web”以外に設定している場合、[ フレームレート]と同じ設定値に固定されます。
ビットレート
[システム]項目を“HD+Web”に設定している場合、スロットB に挿入されているSD カードに記録する記録画像のビットレートは固定されます。
[ 解像度]項目の設定によって、固定される値が異なります。
[ 解像度]項目が“960x540”のとき、“3M(HQ)”
[ 解像度]項目が“480x270”のとき、“1.2M(LP)”
[ 解像度]項目が“720x480”または“720x576”のとき、“8M(HQ)”
[システム]項目を“HD+Web”以外に設定している場合、[ ビットレート]と同じ設定値に固定されます。
音声
スロットB に記録する音声(2ch/4ch)は、スロットA に記録する音声と同じになります。
SDアスペクト
[システム]項目を“SD”または“SD(SDI入力)”に設定した場合の、画像のアスペクト比を選択します。
[設定値: 16:9、4:3]
上記以外の場合、本項目は“16:9”に固定されます。
記録モード
記録メディアへの記録モードを選択します。
[設定値: ノーマル、プリレック、クリップコンティニュアス、インターバルレック、フレームレック]
[スロットモード]項目を“バックアップ ”、または“バックアップ ”に設定していた場合、“ノーマル”に固定されます。
[システム] [記録フォーマット] [システム]項目が下記の場合、本項目は“ノーマル”に固定されます。
HD(SDI入力)
SD(SDI入力)
HD EXT(SSD)
HD+Web
High-Speed
プリレック時間
[記録モード]項目を“プリレック”に設定した場合のプリレック時間を設定します。
[設定値: 5秒、10秒、15秒]
フレーム数
[記録モード]項目を“フレームレック”、“インターバルレック”に設定した場合の記録フレーム数を設定します。
[設定値: 1フレーム、3フレーム、6フレーム]
インターバル時間
[記録モード]項目を“インターバルレック”に設定した場合の記録間隔の時間を設定します。
[設定値: 1秒、2秒、5秒、10秒、30秒、1分、2分、5分、10分、30分、1時間]
スロットモード
カードスロットの動作を設定します。
シリーズ:
スロットA/Bを連続して動作させるモードです。
デュアル:
スロットA/Bを同時に動作させるモードです。
バックアップ :
スロットB を、[REC]ボタンとは独立して記録動作させるモードです。[記録モード]項目を“ノーマル”に設定した場合のみ設定可能です。
[バックアップ記録]メニューまたは“バックアップトリガー”を割り付けたユーザーボタンで記録/開始/停止を操作します。
バックアップ :
[拡張スロット]を、[REC]ボタンとは独立して記録動作させるモードです。[記録モード]項目を“ノーマル”に設定した場合のみ設定可能です。
[バックアップ記録]メニューまたは“バックアップトリガー”を割り付けたユーザーボタンで記録/開始/停止を操作します。
[設定値: シリーズ、デュアル、バックアップ 、バックアップ ]
“シリーズ”に設定し、スロットA/Bに記録可能なメディアが挿入されている場合、[REC]ボタンを押すと選択されているスロット( アクティブスロット) のみに記録されます。
“デュアル”に設定し、スロットA/Bに記録可能なメディアが挿入されている場合、[REC]ボタンを押すとスロットA/Bのメディアに同時記録されます。
[システム]項目を“HD EXT(SSD)”、“HD+Web”に設定した場合、“---”表示になります。
バックアップ記録
[記録]/[スタンバイ]でバックアップ記録の開始、停止を行います。
[スロットモード]項目を“バックアップ ”、“バックアップ ”に設定した場合にのみ設定可能です。
メディア残量0などで停止状態のときは“停止”固定で選択できません。
4GBごとに分割(SDXC)
記録ファイルのサイズが4 GBを超える場合、ファイルが分割されますが、“切”に設定すると、SDXCカードの場合4 GB以上のクリップを記録できます。(最大64 GBまたは4時間まで)
入:
最大4 GBまたは、30分まででファイルを分割します。
切:
最大64 GBまたは、4時間まででファイルを分割します。
[設定値: 入、切]
記録対象のSDカードがSDXCカードの場合のみ有効です。
デュアルレック、バックアップレックなどの同時記録の場合、スロットA/BのSDカードがSDXCカードの場合のみ有効です。
LPCM (QuickTime)
QuickTimeのオーディオ記録形式を設定します。
[設定値:デュアルモノラル、 ステレオ]
タイムスタンプ
記録映像に重ねて、撮影日時情報を記録するかどうかを設定します。
[設定値:入、 切]
クリップ設定
クリップ名
記録メディアへ記録するクリップのファイル名の前4文字を設定します。
英字アルファベット(大文字)、数字(0から9)の36文字から、ソフトウェアキーボードを使って入力します。
[設定値:xxxG](xxxの初期値はシリアル番号の下3桁。)
クリップ番号リセット
クリップ番号をふりなおしたいときに、クリップ番号をリセット(0001)できます。
[リセット]を選択し[STATUS/SET]ボタン( )を押すと、番号がリセットされます。
記録メディアにすでにクリップが存在するときは、空き番号の中で一番小さな数値が設定されます。
設定例)
[クリップ名]が“ABCD”で記録メディアに“ABCD0001” が存在する場合、“ABCD0002”が設定されます。
プランニングメタデータ消去
FTPサーバーからダウンロードしたプランニングメタデータを消去します。
また、セットアップファイル(“ユーザーファイル”/“オールファイル”)で読み込んだメタデータを消去します。