バックアップレックについて

バックアップレックモードでは、[REC]ボタンとは独立してスロット B、または拡張スロットの記録開始停止を制御することによって、スロット B、または拡張スロットのメディアをバックアップ記録として動作させることができます。

[システム] arrowR [記録設定] arrowR [スロットモード] arrowR [バックアップ記録]項目、または“バックアップトリガー”を割り付けたユーザーボタンで記録の開始、停止を行えます。

HC900_BackUpRec01
メモ

バックアップレックモード([スロットモード]が“バックアップ SlotB_B ”、または“バックアップ EXT ”)では、2 つのスロットへ個別のタイミングで記録制御ができ、本機のみでバックアップ記録が可能です。

撮影開始からスロット B、または拡張スロットは常時記録状態(バックアップ記録)にしておき、スロットAは[REC] ボタンで必要なシーンだけ記録・停止を繰り返して撮影することによって、記録停止中に大事なシーンを撮り逃す心配がなくなります。

スロットBには大容量メディアを使用することをお勧めします。

SlotA_B 形式]を“MP4”に設定した場合、バックアップは選択できません。

[システム] arrowR [記録設定] arrowR [スロットモード]項目を“バックアップ SlotB_B ”、または“バックアップ EXT ”に設定する

ディスプレイ拡大表示に“BACKUP”と表示されます。

GY-HC900 BuckUpRec_01
バックアップ記録を開始する(スロット B、または拡張スロットでバックアップ記録)

[システム] arrowR [記録設定] arrowR [スロットモード] arrowR [バックアップ記録] 項目で“記録” を選択し、セットボタン( REC button )を押します。

“バックアップトリガー”を割り付けたユーザーボタンでも行えます。

バックアップ記録が開始され、スロット B、または拡張スロットへの記録が開始されます。

スロットB マークが赤色(選択されている状態)となり、スロットB 状態表示ランプが赤色に点灯します。

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通常記録を開始する(スロットA で通常記録)

いずれかの[REC] ボタンを押します。

スロットA のメディアに記録が開始されます。
(“ REC button REC”の文字が赤く表示されます。)

スロットA のカードアイコンが赤色(選択されていない状態)となり、スロットA の状態表示ランプが赤色に点灯します。

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通常記録を停止する

再度いずれかの[REC] ボタンを押します。

スロットAの記録が停止し、スロットAのカードスロットマークが白色(選択されていない状態)に戻ります。

REC button REC”(赤)から“STBY”(白)に戻ります。

スロットA 状態表示ランプが消灯します。

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バックアップ記録を停止する

[システム] arrowR [記録設定] arrowR [スロットモード] arrowR [バックアップ記録]項目で[スタンバイ]を選択し、セットボタン( REC button )を押します。

“バックアップトリガー”を割り付けたユーザーボタンでも行えます。

スロット B、または拡張スロットの記録が停止し、スロット B、または拡張スロットのカードスロットマークが白色(選択されている状態)に戻ります。

スロットB状態表示ランプが緑色に点灯します。

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メモ

バックアップ記録中、片方のメディアの容量がいっぱいになると、いっぱいになったカードの記録のみ停止します。

各スロットともに記録停止中の場合、記録開始したカードスロットに対してREGENモードでの記録が有効となります。

片方のスロットで記録中にもう片方のスロットで記録を開始した場合、記録中のメディアのクリップは分割され、もう片方のメディアと同時に記録が開始されます。

通常記録とバックアップ記録が、両方記録中のときに、どちらかの記録を停止させると、記録継続中のスロットのクリップが分割されます。

記録途中でクリップが分割された場合、クリップは別々になりますが、シームレスに記録されますので、編集ソフトウェアのタイムラインに並べると途切れなく繋がります。

バックアップ記録中、クリップカッター記録はできません。

[スロットモード]を“バックアップ SlotB_B ”、または“バックアップ  EXT ”に設定時、[記録モード]を“ノーマル”以外に設定できません。