カラースペース項目が“HLG”および“J-Log1”以外のときは、ガンマカーブをさまざまな特性に調整できます。
スタンダード:
ビデオ規格をベースにした、標準のガンマカーブです。
レベルは0.35~0.45~0.55と0.01ステップで調整できます。
レベルが0.45の時、ITU709規格に準拠したガンマカーブになります。
シネマ1:
シネマライクなガンマカーブになります。
レベルは-10~0~+10と幅広く調整できます。
シネマ2:
高輝度の階調を優先した、柔らかい表現のガンマカーブになります。
レベルは-10~0~+10と幅広く調整できます。
ガンマのバリエーション
代表的な特性を図に示します。次の図は“スタンダード”、“シネマ1”、“シネマ2”に設定時の特性で、“スタンダード”および“シネマ1”のグラフは、[ニーレベル]項目が“95%”時の特性になります。
HLG または J-Log1 GAMMA
[カラースペース]項目が“HLG”または“J-Log1”の場合、それぞれ自動的に“HLG ガンマ”および“J-Log1 ガンマ”に切り替わります。
HLG ガンマはITU2100のHLG HDRのガンマになります。出力の100IRE以上の信号は“ホワイトクリップ”を調整してCLIPすることができます。
J-Log1 ガンマは、ダイナミックレンジ最大800%のLOGガンマになります。