特長

高解像度と優れたSN比を実現する1型CMOSセンサーを搭載。収差の発生を抑制し、画角・画質・倍率でバランスのとれた新開発の4K20倍レンズにより、高感度・低ノイズの4K高画質記録を実現します。

別売のSSDメディアアダプター 「KA-MC100」を使用することで高速SSDメモリーに「Apple ProRes 422」の4K/60p, 50p記録が可能です。

USBホスト端子を使った無線LAN、LTEなどのUSBアダプター接続に加えて、有線LAN端子、および2.4GHz/5GHzのMIMO方式デュアル・アンテナ型内蔵無線LAN など、さまざまなネットワークに対応する各種インターフェースを装備しています。

同一回線上でカメラからのライブストリーミングを中継しながら、スタジオ局からの番組映像としてIPリターンビデオ、インカム音声をIPリターンオーディオ（IFB）として、ストリーミングと同時に受信することが可能です。

映像信号の豊かな階調表現と色再現を実現するために、10ビット、4：2：2サンプリングによる高画質な信号処理ができます。

記録コーデックには4:2:2 10ビットに対応した「Apple ProRes 422」と、MPEG-4 AVC/H.264 をサポート。ProResフォーマットは、「Apple ProRes 422HQ」、「Apple ProRes 422」、「Apple ProRes 422LT」が選択可能。MPEG-4 AVC/H.264はQuickTime（MOV）とMP4の選択が可能です。
また、放送局で広く運用されているMPEG2 MXFにも対応しています。

HDR（High Dynamic Range）への対応として、ITU-BT.2100準拠のHLG（Hybrid Log-Gamma）と当社独自のダイナミックレンジ800％のJ-Log1 Gammaを搭載。高ダイナミックレンジ、広色域を10ビットで記録出力が可能です。

最大120フレーム/秒の映像を、スローモーションとして撮影できます。動きの速いスポーツでのフォーム確認や印象的な映像表現の一つとして活用できます。

撮影内容に合わせ、局名や番組名、ニュースタイトル等をスマートフォンやタブレットから簡単に入力し、撮影クリップやストリーミング映像に重畳することができます。
また、告知や広告などの画像を画面全体にオーバーレイすることができるフルスクリーングラフィック機能も搭載しています。

中心領域だけでなく、顔検出のオートフォーカス機能を搭載。マニュアルフォーカスに切り換えも可能です。光学手ぶれ補正機能も内蔵しています。

カメラを乗り物などに固定して撮影する場合、OISレンズを固定して、大きな加速による不自然な映像を抑制することができます。

メモリーカードとして最も普及しているSDHC/SDXC カード記録システムを採用しました。高い信頼性、かつ低ランニングコストでの運用が可能です。
記録方法としては、スロットをまたいでシームレスな長時間連続撮影ができるシリーズ記録、2 つのスロットに同じファイルを記録できるデュアル記録など、ユーザーの利便性を考えたさまざまな記録システムを搭載しています。

記録中でも記録メディアにあるクリップを自動的にFTPサーバーへアップロードすることが可能です。ライブストリーミング中、Return over IP中もFTP転送を停止せずに継続します。

2つの大型LEDインジケータが3色で点灯し、カメラの状態とリターンビデオを含むネットワークの状態を一目で確認できます。

マルチカメラユース、スタジオユースが可能な機能を備えています。

ゲインやホワイトバランスなどのスイッチをサイドパネルに配置し、撮影シーンに応じて素早く設定を切り換えることができます。また、ガンマやカラーマトリクスなどの画質パラメーターをメニューで好みのトーンにあわせることが可能です。

GPS 機能を内蔵し、GPS 衛星から得られる位置情報を撮影時にメタデータとして記録することができます。

各ユーザーボタンに対応したメニュー項目で、機能の割り付けができます。