録音する

本機では、映像と同期して2チャンネル(CH1/CH2)の音声を記録することができます。

記録する音声は、下記4つから選びます。

内蔵マイク

[AUX] 端子に接続したマイク

[INPUT1]端子に接続したマイク HDL

[INPUT2]端子に接続したマイク HDL

GY-HM200_AudioInputSetting01

各チャンネルに記録する音声を選ぶ HDL

CH1/CH2 にどの音声を記録するか選びます。

-

スイッチ設定

接続機器

CH1

INT

内蔵マイク

[AUX] 端子に接続したマイク

INPUT1

[INPUT1]端子に接続したマイク

CH2

INT

内蔵マイク

[AUX] 端子に接続したマイク

INPUT1

[INPUT1]端子に接続したマイク

INPUT2

[INPUT2]端子に接続したマイク

CH1/CH2のスイッチ設定が“INT”で[AUX]端子にマイクなどが接続されている場合、[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [CH1 INT]/[CH2 INT]項目の設定に従って音声が記録されます。

メモ

[AUX]端子が未接続の場合、[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [CH1 INT]/[CH2 INT]項目はそれぞれ“Int. Mic L”/“Int. Mic R”に固定されます。

入力チャンネルを[INPUT1]/[INPUT2]に設定した場合

[INPUT1]端子と[INPUT2]端子に入力する音声を[AUDIO INPUT INPUT1]/[AUDIO INPUT INPUT2]信号選択スイッチで選択します。

設定

内容

[LINE]

オーディオ機器などを接続するとき、この設定にします。入力基準レベルは+4 dBuになります。

[MIC]

ダイナミックマイクを使用するとき、この設定にします。

[MIC+48V]

+48 Vの電源供給が必要なマイク(ファントムマイク)を接続するとき、この設定にします。

メモ

“MIC”および“MIC+48V”に設定時の入力基準レベルは、[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [INPUT1基準レベル]/[INPUT2基準レベル]項目で設定します。

ご注意

+48 Vの電源供給が不要な機器を接続するときは、“MIC+48V”の位置に設定されていないことを確認のうえ、接続してください。

[AUDIO INPUT INPUT1]/[AUDIO INPUT INPUT2]信号選択スイッチを“MIC”に設定した場合、[INPUT1]/[INPUT2]端子にマイクが接続されていることを確認してください。マイクが接続されていない状態で、録音レベルをあげると、入力端子からのノイズが記録されることがあります。

[INPUT1]/[INPUT2]端子にマイクを接続しない場合は、[AUDIO INPUT INPUT1]/[AUDIO INPUT INPUT2]信号選択スイッチを“LINE”に設定するか[CH-1]/[CH-2]録音レベル調節つまみで音量を絞ってください。

音声記録レベルを調整する HDL

2チャンネル(CH1/CH2)の音声記録レベルをチャンネルごとに手動で調整するか自動で調整するかを選択します。

GY-HM200_AudioInputSetting02

手動調整モード(手動調整)

本機の[AUDIO SELECT CH-1/CH-2 AUTO/MANU]切換スイッチを“MANU”側に設定にすると手動調整モードとなり、[CH-1]/[CH-2]録音レベル調節つまみで録音レベルを設定します。

レベルの設定は、記録時、記録スタンバイ時、停止モード時に手動で調節できます。

メモ

[FULL AUTO]ボタン“ON”で、[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [フルオート時音声]項目が“強制オート”に設定されている場合は、[AUDIO SELECT CH-1 AUTO/MANU]および[AUDIO SELECT CH-2 AUTO/MANU]切換スイッチが無効になります。
(工場出荷時は上記に設定されております。)

入力チャンネルを“INPUT1”/“INPUT2”に設定した場合

録音レベルを手動で調節したいチャンネルの[AUDIO SELECT CH-1/CH-2 AUTO/MANU]切換スイッチを“MANU”側に設定
該当する[CH-1]/[CH-2]録音レベル調節つまみをまわし、レベルを調整する

大きな音が入っても、オーディオレベルメーターの-2 dBが点灯しないように調節してください。

GY-HM200_AudioInput01

入力チャンネルを[CH1]/[CH2]ともに“INT”に設定した場合

[AUDIO SELECT CH-1 AUTO/MANU]切換スイッチを“MANU”側に設定する
[CH-1]の録音レベル調節つまみをまわし、レベルを調整する

内蔵マイク、[AUX]入力端子を使用する場合、[CH1]、[CH2]の録音レベルは連動します。
[AUDIO SELECT CH-1 AUTO/MANU]切換スイッチの設定が[CH2]に対しても有効になります。

メモ

記録音声については、メニューで[リミッターモード]、[内蔵マイクステレオ強調]などが設定できます。

SDカードに記録する基準レベルは、[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [基準レベル]項目で“-20dB”、“-18dB”または“-12dB”に設定します。(CH1/CH2に共通です)

[CH-2]の録音レベル調節つまみ、[AUDIO SELECT CH-2 AUTO/MANU]切換スイッチの操作が無効となります。

[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [CH1 INT]/[CH2 INT]項目が“Int. Mic L”と“AUX R”、または“Int. Mic R”と“AUX L”の組み合わせで設定した場合、[AUDIO SELECT CH-1 AUTO/MANU]と[AUDIO SELECT CH-2 AUTO/MANU]切換スイッチは独立した設定になります。その場合、CH1とCH2の録音レベル設定も独立した設定になります。

自動調整モード

[AUDIO SELECT CH-1/CH-2 AUTO/MANU]切換スイッチを“AUTO”側に設定、または[FULL AUTO]ボタンを長押しして“ON”にすると自動調整モードとなり、入力レベルに応じて自動的に音声記録レベルが設定されます。

[FULL AUTO]ボタンを“ON”に設定した場合、[AUDIO SELECT CH-1/CH-2 AUTO/MANU]切換スイッチでのモード切り換え操作が無効となります。

メモ

自動調整モード時、[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [リミッター]項目の設定が“切”の場合、-6 dBFSでリミッターが動作します。

[FULL AUTO]ボタンを“ON”に設定した場合でも、[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [フルオート時音声]項目を“スイッチ設定に従う”に設定すると、カメラ本体の[AUDIO SELECT CH-1/CH-2 AUTO/MANU]切換スイッチで音声記録モードを切り換えることができます。

メインメニューで音声記録レベルを設定する

ハンドルユニット非装着時のみ有効です。

[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [音声レベル]を選択する

[音声レベル]画面が表示されます。

GY-HM200_AudioLevelScreen

画面の表示内容は、各種設定によって異なります。

[LOLUX/3]ボタンで、“オート”または“マニュアル”を選択する

“オート”を選択すると音声記録レベルが自動調整されます。

“マニュアル”を選択すると画面にボリュームが表示され、十字ボタン( L_botton R_botton )でボリュームを調整します。

メモ

[FULL AUTO]ボタンが“On”で、メニューの[フルオート時音声]項目が“強制オート”のときは選択できません。

CH1/CH2の両方が内蔵マイクのとき、またはCH1/CH2の両方がAUXのとき、CH2の設定は表示されず、CH1の設定と共通となります。