タイムコードを外部タイムコードジェネレーターに同期させる

本機には[TC IN]端子があります。
[TC IN]端子にタイムコード信号発生器を接続し、SMPTE/EBU LTCタイムコードに同期させます。

メモ

同期(スレーブロック)したあとは、外部タイムコード信号発生器からの入力がなくても内蔵タイムコードジェネレーターは動作を続けます。

接続

外部タイムコードジェネレーターをマスター機にする場合

HC900_TimeCode_Out_01
外部同期信号を外部タイムコードジェネレーターと本機の[GENLOCK]端子に入力する
メモ

外部同期信号としては、BB信号またはHDTV3値同期信号を使います。

外部同期信号入力時に本機の電源をON/OFFすると、数秒間画面が乱れることがありますが、故障ではありません。

外部タイムコードジェネレーターからのSMPTE/EBU LTCタイムコード信号を、本機の[TC IN]端子に入力する

本機を複数接続して、1台をマスター機、残りをスレーブ機とする場合

HC900_TimeCode_Out_02
マスター機の[TC OUT]端子とスレーブ機の[TC IN]端子を接続する
マスター機の[VIDEO OUT]端子とスレーブ機の[GENLOCK]端子を接続する

本機の設定・操作

カメラモードにする
[映像/音声設定] arrowR [映像設定] arrowR [ゲンロック入力]項目を“GENLOCK”に設定する
[TC GEN]切換スイッチを“F-RUN”に設定する
LCDモニターまたはビューファインダーをディスプレイ表示画面にする
外部タイムコードジェネレーターまたはマスター機を設定してタイムコードを歩進(Run)させる

内蔵タイムコードジェネレーターが外部タイムコードデータ入力と同期した場合は、ディスプレイ画面の AE Lock アイコンが点灯します。

タイムコードが同期しなかった場合やタイムコード入力がない場合は、 AE Lock アイコンが消灯します。

GY-HC900 TimeCode01_b_890
メモ

同期したあとにマスター機の接続が切れても、内蔵タイムコードジェネレーターは動作を続けます。

ユーザーズビットは、マスター機のデータになります。