録音する

本機では、映像と同期して2チャンネル(CH1/CH2)の音声を記録することができます。

記録する音声は、下記になります。

内蔵マイク

[AUX] 端子に接続したマイク

[INPUT1]端子に接続したマイク

[INPUT2]端子に接続したマイク

HC500 AudioInput Setting

各チャンネルに記録する音声を選ぶ

CH1/CH2 にどの音声を記録するか選びます。

-

スイッチ設定

接続機器

CH1

INT

内蔵マイク

[AUX] 端子に接続したマイク

INPUT1

[INPUT1]端子に接続したマイク

CH2

INT

内蔵マイク

[AUX] 端子に接続したマイク

INPUT1

[INPUT1]端子に接続したマイク

INPUT2

[INPUT2]端子に接続したマイク

メモ

“INT”に設定した場合、[AUX]端子にマイクなどが接続されていると内蔵マイクは無効となり、[AUX]端子に接続したマイクの音声が記録されます。

“INT”に設定した場合の入力基準レベルは、[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [内蔵マイクゲイン]/[AUXゲイン]項目で設定します。

入力チャンネルを[INPUT1]/[INPUT2]に設定した場合

[INPUT1]端子と[INPUT2]端子に入力する音声を[INPUT1]/[INPUT2]モード切換スイッチで選択します。

設定

内容

[LINE]

オーディオ機器などを接続するとき、この設定にします。入力基準レベルは+4 dBuになります。

[MIC]

ダイナミックマイクを使用するとき、この設定にします。

[MIC+48V]

+48 Vの電源供給が必要なマイク(ファントムマイク)を接続するとき、この設定にします。

メモ

“MIC”および“MIC+48V”に設定時の入力基準レベルは、[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [INPUT1基準レベル]/[INPUT2基準レベル]項目で設定します。

ご注意

+48 Vの電源供給が不要な機器を接続するときは、“MIC+48V”の位置に設定されていないことを確認のうえ、接続してください。

[INPUT1]/[INPUT2]モード切換スイッチを“MIC”に設定した場合、[INPUT1]/[INPUT2]端子にマイクが接続されていることを確認してください。マイクが接続されていない状態で、録音レベルをあげると、入力端子からのノイズが記録されることがあります。

[INPUT1]/[INPUT2]端子にマイクを接続しない場合は、[INPUT1]/[INPUT2]モード切換スイッチを“LINE”に設定するか[CH1]/[CH2]録音レベル調節つまみで音量を絞ってください。

音声記録レベルの調整

2チャンネル(CH1/CH2)の音声記録レベルをチャンネルごとに手動で調整するか自動で調整するかを選択します。

HC500_AudioLevel Adjust

手動調整モード(手動調整)

本機の[CH1/CH2 AUTO/MANUAL]選択スイッチを“MANUAL”側に設定にすると手動調整モードとなり、[CH1]/[CH2]録音レベル調節つまみで録音レベルを設定します。

レベルの設定は、記録時、記録スタンバイ時、停止モード時に手動で調節できます。

入力チャンネルを“INPUT1”/“INPUT2”に設定した場合

録音レベルを手動で調節したいチャンネルの[CH1/CH2 AUTO/MANUAL]選択スイッチを“MANUAL”側に設定
該当する[CH1]/[CH2]録音レベル調節つまみをまわし、レベルを調整する

[音声設定] arrowR [リミッター]項目を“切”に設定している場合、大きな音が入っても、オーディオレベルメーターの-2 dBが点灯しないように調節してください。

GY-HC500 AudioInput01

入力チャンネルを[CH1]/[CH2]ともに“INT”に設定した場合

[CH1 AUTO/MANUAL]選択スイッチを“MANUAL”側に設定する
[CH1]の録音レベル調節つまみをまわし、レベルを調整する

内蔵マイク、[AUX]入力端子を使用する場合、[CH1]、[CH2]の録音レベルは連動します。
[CH1 AUTO/MANUAL]選択スイッチの設定が[CH2]に対しても有効になります。

メモ

記録音声については、メニューで、[リミッター]、[AGCレスポンス]、[AGCモード]、[内蔵マイクステレオ強調]などが設定できます。

[リミッター]項目が“切”以外に設定されている場合、設定に従ってリミッターが動作します。

SDカードに記録する基準レベルは、[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [基準レベル]項目で“-20dB”、“-18dB”または“-12dB”に設定します。(CH1/CH2に共通です)

[CH2]の録音レベル調節つまみ、[CH2 AUTO/MANUAL]選択スイッチは操作無効となります。

自動調整モード

[CH1/CH2 AUTO/MANUAL]選択スイッチを“AUTO”側に設定、または[FULL AUTO]スイッチを“ON”にすると自動調整モードとなり、入力レベルに応じて自動的に音声記録レベルが設定されます。

[FULL AUTO]スイッチを“ON”に設定した場合、[CH1/CH2 AUTO/MANUAL]選択スイッチでのモード切り換え操作は無効となります。

メモ

自動調整モード時、[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [リミッター]項目の設定が“切”の場合、-6dBFSでリミッターが動作します。

[FULL AUTO]スイッチを“ON”に設定した場合でも、[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [フルオート時音声]項目を“スイッチに従う”に設定すると、カメラ本体の[CH1/CH2 AUTO/MANUAL]選択スイッチで音声記録モードを切り換えることができます。