記録時、内部タイムコードジェネレーターからのタイムコードおよびユーザーズビットのデータを記録します。
タイムコードジェネレーターを設定する
タイムコードのプリセット
ここでは［TC/UB設定］ 
［TCプリセット］項目からの設定方法について説明します。
メモ
［システム］ ［記録設定］ ［記録フォーマット］ ［ 
フレームレート］項目の設定が“50p”、“50i”、“25p”または“24p”の場合、“ドロップ”には設定できません。
フレームレート［TC/UB設定］メニュー画面をひらかずに、設定することもできます。
プリセット前に必要な設定
［TC/UB設定］ ［TCジェネレーター］項目を“Rec Run”または“Free Run”に設定する
［TCジェネレーター］項目を“Rec Run”または“Free Run”に設定する［Rec Run］：
タイムコードジェネレーターにプリセットしたデータが記録モード時歩進します。つなぎ部で連続したタイムコードを記録する場合に設定します。
［Free Run］：
タイムコードジェネレーターにプリセットした時点から歩進を始めます。
タイムコードジェネレーターへのフレーミングモードを選択する（フレームレートの設定が“60”または“30”の場合のみ）
［TC/UB設定］ ［ドロップフレーム］項目で設定します。
［ドロップ］：
タイムコードジェネレーターの歩進のしかたをドロップフレームモードにします。記録した時間を重視するとき、この設定にします。
［ノンドロップ］：
タイムコードジェネレーターの歩進のしかたをノンドロップフレームモードにします。フレーム数を重視するとき、この設定にします。
メモ
ドロップフレーム/ノンドロップフレームモード
［システム］ ［記録設定］ ［記録フォーマット］ ［フレームレート］項目が“60p”、“60i”または“30p”の場合、１秒間の実際のフレーム数は約59.94(29.97)ですが、タイムコードの処理基準となるフレーム数は“60p”、“60i”、“30p”です。このフレーム数のズレを補正するため、10で割り切れない分の桁が上がるときに00フレームと01フレームをドロップすることでつじつまを合わせるモードをドロップフレームモード（ドロップ）といいます。
フレームをドロップせず、実時間とのズレを無視するモードをノンドロップフレームモード（ノンドロップ）といいます。
タイムコードの設定
［TC/UB設定］ ［TCプリセット］項目を選択しセットボタン（ 
）を押す
［TCプリセット］項目を選択しセットボタン（ ）を押す［TCプリセット］画面が表示されます。
メモ
［TC/UB設定］ ［TCジェネレーター］項目を“Regen”に設定した場合、パラメーターは“<Regen>”と表示され選択できません。
タイムコード（時、分、秒、フレーム）を設定する
十字ボタン（ 
）で設定する項目にカーソルを合わせ、十字ボタン（ 
）で数値を変更します。
メモ
［OIS/2］ボタンを押すと各桁がリセットされ“0”になり、カーソルが時間の桁（左端）に移動します。
数値が確定したらセットボタン（ ）を押す
）を押すタイムコードが設定され［TC/UB設定］画面に戻ります。
設定をキャンセルする場合は［CANCEL］ボタンを押します。
［MENU/THUMB］ボタンを押す
通常画面に戻ります。
メニューをひらかずにタイムコードを設定する
メモ
下記の場合は設定できません。
［TC/UB設定］ ［TCジェネレーター］項目を“Regen”に設定している。
メニュー画面が表示されている。
カメラモードではない。
タイムコードの設定
［TC/UB設定］ ［TCジェネレーター］項目を“Regen”以外に設定
［TCジェネレーター］項目を“Regen”以外に設定［MENU/THUMB］ボタンを押しながら［FOCUS ASSIST/1］ボタンを押す
［TCプリセット］設定画面が表示されます。
タイムコード（時、分、秒、フレーム）を設定する
十字ボタン（ ）で設定する項目にカーソルを合わせ、十字ボタン（ ）で数値を変更します。
メモ
［OIS/2］ボタンを押すと各桁がリセットされ“0”になり、カーソルが時間の桁（左端）に移動します。
数値が確定したらセットボタン（ ）を押す
）を押すタイムコードが設定され通常画面に戻ります。
設定をキャンセルする場合は［CANCEL］ボタンを押します。
ご注意
編集中にメディアモードに切り換えた場合、編集中止となり画面がとじます。
タイムコードの編集中、［カメラ機能］ ［ユーザーボタン機能設定］項目で設定されたボタンの動作は無効となり、［OIS/2］は数値のリセットボタンとして機能します。
SDカードに記録されているタイムコードに続けてタイムコードを記録する
本機はタイムコードリーダーも備えています。
［TC/UB設定］ ［TCジェネレーター］項目を“Regen”に設定する
［TCジェネレーター］項目を“Regen”に設定する撮影スタンバイ状態から記録モードに入るとき、SDカードに記録されているタイムコードデータを読み取り、その値に続けてタイムコードを記録します。
ユーザーズビットはSDカードに記録されているユーザーズビットと同じデータを記録します。
メモ
［TC/UB設定］ ［TCジェネレーター］項目を“Regen”に設定した場合、タイムコードのフレーミングモードは、クリップではなく［TC/UB設定］ ［ドロップフレーム］項目での設定に従います。
