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3D映像の撮影や視聴のご注意

本機は3D映像の撮影・視聴ができます。本機で撮影した3D映像を3D対応テレビで視聴すると、臨場感ある迫力の3D映像をお楽しみいただけます。
3D映像を安全・快適にご覧いただくため、以下の注意事項を確認のうえ、正しくお使いください。

3D映像の撮影について

本機で撮影した3D映像は、左右の目に入ってくる映像のずれを利用して立体感を感じるようになっています。
左右の目に入る映像に違いがあるため、人によっては疲労を感じることがあります。また、見る映像によっては自分が動いているような錯覚を起こし、映像酔いを起こしやすくなります。
3D映像の撮影時には以下の点にご注意ください。

3D撮影時の基本的な構えかた
~安定した映像を撮影するために~

C1DW_Safety_3D_1

3D撮影時の撮影距離について
~快適な3D映像のために~

C1DW_Safety_3D_2

メモ

  • 撮影時には、足場が安定していることを確認してください。
  • 撮影中は、カメラ本体を横や縦に揺らさないようにしてください。
  • 推奨距離範囲外の被写体を撮影した場合、立体に見えにくいことがあります。
  • 遠景や夜景などを撮影する場合、立体に見えにくい被写体があります。
  • 画面の端にある被写体は、立体に見えにくいことがあります。
  • ズームを使うときは、ゆっくりと操作してください。
  • アップしすぎると、立体に見えにくいことがあります。
  • 三脚の使用をおすすめします。

※以上のような点に注意して3Dの撮影をおこなわないと、再生時にストップモーション再生となる場合があります。

3D液晶モニターについて

液晶モニターは撮影・再生ともに3D映像に対応しています。タッチパネルの「3D/2D」ボタンで液晶モニターの表示を3D映像と2D映像に切り換えられます。

3Dモードで撮影時、液晶モニターの表示を2Dに切り換えても、記録される映像は3Dです。

正面から30cm程度離れて見ると、立体に見えやすくなります。

正面以外から見ると、立体に見えないことがあります。

3D映像に見せる方式上、3D映像のときは液晶モニターが暗くなります。屋外などで見づらいときは、2D映像に切り換えてください。

ご注意

  • 光過敏の既往症のある人、心臓に疾患のある人、体調不良の人、睡眠不足の人、疲れた状態の人、酒気を帯びた人は3D映像を撮影・視聴しない
  • 病状悪化の原因になることがあります。

  • 最短撮像距離より近い被写体を撮影しない
  • 3D効果がより強く見える場合があり、疲労感、不快感の原因になることがあります。

    ビデオカメラの最短撮像距離は約80 cm(広角時)です。

  • 撮影の際、ビデオカメラの揺れに注意する
  • 車や電車に乗車中および歩行中などの大きな揺れは、疲労感や不快感の原因になることがあります。

    ビデオカメラを動かして撮影するときは、ゆっくりと一定の速さで動かしてください。

    できるだけビデオカメラを水平にして撮影してください。

  • 近視や遠視の人、左右の視力が異なる人や乱視の人は、視力矯正めがねの装着などにより、視力を適切に矯正する
    3D映像の撮影中や視聴中に、はっきりと二重に像が見えたら使用を中止する
  • 3D映像の見えかたには個人差があります。視力を適切に矯正したうえで3D映像をご覧ください。

  • 3D映像の撮影中や視聴中に、疲労感・不快感など異常を感じた場合には、撮影・視聴を中止する
  • そのまま視聴すると体調不良の原因になることがあります。

    適度な休憩をおとりください。

    車や電車に乗車中および歩行中など、画面のゆれが想定される環境での3D映像の撮影・視聴は、疲労感や不快感などの原因となることがあります。

  • 液晶モニターを3D表示にして、撮影中や視聴中に疲労感・不快感など異常を感じた場合には、表示を2D映像にする
  • そのまま撮影・視聴すると体調不良の原因になることがあります。

  • 3D映像を撮影・視聴したあとは、十分な休憩をとる
  • 撮影・視聴後に車などを運転するときは、疲労感や不快感がないことを確認してください。

  • 3D映像を撮影・視聴する場合は、30~60分を目安に適度な休憩をとる
  • 長時間の撮影・視聴による視覚疲労の原因になることがあります。

  • 3D映像を3D対応テレビで視聴する場合は、画面の有効高さの3倍以上離れて見る
  • 推奨距離より近い場合、視覚疲労の原因になることがあります。

    テレビのサイズ 推奨距離

    54型

    約2.0 m程度

    50型

    約1.9 m程度

    46型

    約1.7 m程度

    42型

    約1.6 m程度

  • 3D映像の撮影・視聴年齢については、およそ5~6歳以上を目安にする
  • お子様の場合は、疲労や不快感などに対する反応がわかりにくいため、急に体調が悪くなることがあります。保護者の方が十分にご注意ください。

3Dで飛び出して見える仕組み

C1DW_Safety_3D_3

本機の液晶モニターでの3D映像は、視差バリア方式(パララックスバリア方式)で表示しています。視差バリア方式は右目用と左目用の視差付画像を短冊状に切って交互に並べ、その画像の手前に視差バリアを置き、映像をある距離から見ると左右の目に別々の画像が分離して表示されることによって立体に見えます。このため見る角度によっては、立体に見えなくなります。

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