フォーカス動作について

フォーカスを自動調節する

[FOCUS AUTO/MANU]切換スイッチを“AUTO”にする

オートフォーカスアイコン  Focus_Auto が表示されます。

メモ

[カメラ機能] arrowR [フォーカス] arrowR [AFアシスト]項目を“方向”に設定すると、フォーカスリングをまわして、オートフォーカスポイントを移動させることができます。

[カメラ機能] arrowR [フォーカス] arrowR [AFエリア]項目で、AFのエリア設定することができます。“マルチ”を選択すると、“マルチ”アイコンを表示し、“ワイド”を選択すると“ワイド”アイコンを表示します。

ワンプッシュオートフォーカス

マニュアルフォーカスモード時、[PUSH AUTO]ボタンを押す(1 秒以内)と、自動的に中央の枠にフォーカスをあわせます。

メモ

ワンプッシュオートフォーカス時、顔検出は働きません。

AFアシストは働きません。

動作終了後は自動的にマニュアルフォーカスモードに戻ります。

ワンプッシュオートフォーカスは、フォーカスの動作速度を優先した機能です。記録中の動作には向きません。

一時的にオートフォーカスにする
(プッシュオートフォーカス)

マニュアルフォーカスモード時、[PUSH AUTO]ボタンを押したまま撮影すると、一時的にオートフォーカスモードになり、自動でフォーカスをあわせます。

[PUSH AUTO]ボタンを離すと、マニュアルフォーカスモードに戻ります。

メモ

プッシュオートフォーカス時、顔検出は働きません。

フォーカスをロックする

オートフォーカスモード時、[PUSH LOCK]ボタンを押すと、その時のフォーカスポイントで固定されます。
ロック中は FAW_LOCK アイコンが表示されます。

メモ

ロック中にフォーカス関連の操作をしたときは、ロックが解除されます。

フォーカスを手動調整する

[FOCUS AUTO/MANU]切換スイッチを“MANU”にする

マニュアルフォーカスアイコン  Focus_Munual が表示されます。

GY-HC500_MF_Dis
フォーカスリングをまわしてフォーカス調整する
メモ

フォーカスアシスト機能や拡大フォーカス機能を使用するとフォーカスあわせが簡単になります。

マニュアルフォーカスモード時でも、[PUSH AUTO]ボタンを押すと、ワンプッシュオートフォーカスモードに、[PUSH AUTO]ボタンを長押しするとプッシュオートフォーカスモードになります。

AFアシスト機能

AF時にフォーカスリングをまわすことで、オートフォーカスポイントを遠近方向に移動したり、一時的にMFで動作させたりする場合に設定します。

[カメラ機能] arrowR [フォーカス] arrowR [AFアシスト]項目を設定します。

方向:
AF時にフォーカスリングをまわすと、オートフォーカスポイントを遠近方向に移動させることができます。
フォーカスリングを止めた位置から近いフォーカスポイントに合うよう自動調整されます。

マニュアル:
AF時にフォーカスリングをまわすと、一時的にMFで動作します。フォーカスリング操作が一定時間されない場合、AFに戻ります。

MFアシスト機能

MF時にフォーカスリングをまわすことで、短時間のAF動作を行います。

[カメラ機能] arrowR [フォーカス] arrowR [MFアシスト]項目を設定します。

入:
MF時にフォーカスリングをまわすと、リング操作後に短時間のAF動作を行い、その後MFに戻ります。

フォーカスアシスト機能

撮影時、[F.ASSIST/1]ボタンを押すと、フォーカスが合っている部分がカラーで表示され、正確なフォーカスが合わせやすくなります。

表示カラー(青、赤、緑)はメニューで設定します。

メモ

[LCD/VF設定] arrowR [撮影補助] arrowR [フォーカスアシスト] arrowR [タイプ]項目が“ACCU-Focus”に設定されている場合、被写界深度が浅くなり、さらにフォーカスが合わせやすくなります。

“ACCU-Focus”は約10秒で自動的に“切”になります。

表示カラーは、[LCD/VF設定] arrowR [撮影補助] arrowR [フォーカスアシスト] arrowR [カラー]項目で設定します。

ゼブラ機能とフォーカスアシスト機能を同時に使用すると、フォーカスアシストの効果がわかりづらい場合があります。その場合、一度ゼブラ機能をOFFにしてください。

ユーザーボタンにフォーカスアシスト機能を設定する

“フォーカスアシスト”をユーザーボタンに割り付けることができます。

フォーカスアシスト+機能

“フォーカスアシスト+”を割り付けたユーザーボタンを押すと、フォーカスアシスト機能と拡大フォーカス機能を同時に動作させることができます。

メモ

“フォーカスアシスト+”動作中の“拡大フォーカス”は、[カメラ機能] arrowR [ユーザーボタン機能設定] arrowR [拡大フォーカス]の設定に関わらず表示されます。

拡大フォーカス機能

[EXP.FOCUS/9]ボタンを押すと、お好みのエリアを拡大表示でき、フォーカスを正確に合わせやすくなります。

[EXP.FOCUS/9]ボタンの代わりに、“拡大フォーカス”機能を割り付けたユーザーボタンも使用できます。

[EXP.FOCUS/9]ボタンを押す

最初は画面の中央部分が拡大表示されます。

2回目以降は、前回終了時のエリアが拡大表示されます。

HC900_Expanded
十字ボタン( U_botton D_botton L_botton   R_botton )で操作し、お好みのエリアを拡大表示する

画面の右下に、どの部分を拡大しているかが表示されます。

[CANCEL]ボタンを押して設定を解除する
メモ

拡大画面はドットバイドット相当で表示されます。

ボタンを押したときの動作を[カメラ機能] arrowR [ユーザーボタン機能設定] arrowR [拡大フォーカス]項目で設定できます。

セットボタン( REC button )を長押しすると、拡大表示位置がリセットされます。

フォーカスアシスト機能と併用することが可能です。

拡大表示しても、記録される画像は拡大されません。

エリアが拡大表示されているあいだは、十字ボタンをユーザーボタンとして使えません。

[システム] arrowR [記録設定] arrowR [記録フォーマット] arrowR [システム]項目を“SD”に設定しているときは、動作しません。

ディスプレイ画面の表示オフ中、画面右下の拡大エリア表示は表示されません。