手動で調節して撮影する

シャッタースピードや絞り値を手動で調節して撮影できます。
これらは、動画と静止画で別々に設定します。

P:露出(明るさ)を補正する(プログラムオート)

露出を調節すると、被写体の明るさに応じて "絞り"と "シャッタースピード"が自動的に調節されます。

撮影ダイヤルをPに合わせる

C3Z_Dial shooting-P

露出が自動的に補正されます。

さらに露出を手動で補正するには

"EXPOSURE"ボタンを押し、調節ダイヤルで数値を変更し、 "SET"ボタンを押します。

A:絞りを調節する(絞り優先)

"シャッタースピード"が自動的に調節され、適切な露出になります。

撮影ダイヤルをAに合わせる

C3Z_Dial shooting-A

調節ダイヤルで数値を変更する

C3Z_Adjust dial

メモ

絞りの数値を小さくすると、背景がボケて、人物が引き立ちます。

さらに露出を手動で補正するには

"EXPOSURE"ボタンを押し、調節ダイヤルで数値を変更し、 "SET"ボタンを押します。

S:シャッタースピードを調節する(シャッタースピード優先)

"絞り"が自動的に調節され、適切な露出になります。

撮影ダイヤルをSに合わせる

C3Z_Dial shooting-S

調節ダイヤルで数値を変更する

C3Z_Adjust dial

メモ

シャッタースピードの数値を小さくすると、動きの速い被写体でもブレずに写せます。

さらに露出を手動で補正するには

"EXPOSURE"ボタンを押し、調節ダイヤルで数値を変更し、 "SET"ボタンを押します。

M:絞りとシャッタースピードを同時に調節する(マニュアル)

絞りとシャッタースピードを調節すると、露出(明るさ)が決まります。

撮影ダイヤルをMに合わせる

C3Z_Dial shooting-M

調節ダイヤルで "シャッタースピード"の数値を変更し、 "EXPOSURE"ボタンを押す

C3Z_Adjust Change

調節ダイヤルで "絞り"の数値を変更する

C3Z_Adjust dial

メモ

マニュアル(M)で絞りとシャッタースピードを調節すると、適切な露出にならないことがあります。

シャッタースピードを4秒に設定すると、フォーカスがマニュアル固定、 "感度アップ"が "切"に固定されます。

U:よく使う機能の設定値を保存する(ユーザー設定)

絞り・シャッタースピードなどを調節する場合、同じ設定値を繰り返して使うときは、設定値を保存しておくと設定を簡単に再現できます。

撮影ダイヤルのユーザー設定(U)に、動画と静止画で別の設定値を保存できます。

設定できる項目

項目名

MOVIE / PHOTO

参照

シャッタースピード

両方

絞り

両方

ホワイトバランス

両方

感度アップ

MOVIE のみ

ISO感度

PHOTO のみ

USERダイヤルの設定値を保存する

"MENU"をタッチする

C3Z_Tap MENU

トップメニューが表示されます。

"撮影設定"をタッチする

C3Z_TOP MENU

右下の Cursor_Right をタッチする

(画面は撮影ダイヤルがi.AUTOの場合です)

C3Z_REC SET VIDEO-1

"USERダイヤル"をタッチする

C3A3_REC SET VIDEO_1-b

設定する項目をタッチする

C3_Movie_USER DIAL-2

設定値をタッチする

"シャッタースピード"と "絞り"の場合、 "マニュアル"をタッチしたときは、続いて Cursor_Left / Cursor_Right をタッチして設定値を選び、 "決定"をタッチします。

ほかの項目も設定するときは、手順5~6を繰り返します。

batsu をタッチする

C3_Movie_USER DIAL-2

撮影ダイヤルをUに合わせて、撮影する

C3Z_Dial shooting-U