ネットワークからのリターン映像/音声(Return over IP)

ネットワークからのリターン映像/音声を本機のビューファインダーやLCDモニターに表示したり、ヘッドホンなどで確認することができます。

メモ

この機能は、カメラモードでのみ使用できます。

Return over IP動作させる前に、エンコーダー側を開始してください。終了時は、Return over IP動作を先に切ってからエンコーダー側を終了させてください。また、エンコーダー側のビットレートやフレームレートを変更した場合、エンコーダー側の設定に、カメラの設定を合わせてから、カメラの電源を一度切り、再度電源を入れてください。

[システム] arrowR [記録設定] arrowR [記録フォーマット] arrowR [システム]項目が、“HD”または“SD”のときに使用できます。ただし、[ SlotA_B フレームレート]項目が“24p”のときには使用できません。

Return over IPのサーバーを設定する

リターン映像を表示させる前に、Return over IPの設定と接続を行います。

[リターンサーバー]の登録を行う

[ネットワーク] arrowR [Return over IP] arrowR [サーバー]項目で“サーバー”を設定します。

[リターンサーバー]項目から各設定を行ないます。

メモ

登録内容につきましては、サーバーのネットワーク管理者にお問い合わせください。

[タイプ]項目は、“Icecast”以外を選択してください。
“Icecast”に設定すると、IFBとして動作します。

ネットワークからのリターン映像と音声

本機をカメラモードにする
いずれかのユーザーボタンに“リターンビデオ”および“Return over IP”機能を割り付ける
メモ

“Return over IP”機能は、[ネットワーク] arrowR [Return over IP] arrowR [Return over IP]項目の“入”/“切”でも動作させることができます。

リターン映像の入力先を“ネットワーク”に設定する

リターン映像の入力先は、[映像/音声設定] arrowR [映像設定] arrowR [リターン映像入力]項目で“ネットワーク”を設定します。

メモ

[システム] arrowR [記録設定] arrowR [記録フォーマット] arrowR [システム]項目は“HD(SDI入力)”または“SD(SDI入力)”のときは“---”表示で設定できません。

リターン映像のアスペクト比を選択する

[映像/音声設定] arrowR [映像設定] arrowR [リターン映像入力アスペクト]項目で設定します。

“Return over IP”機能を割り付けたユーザーボタンを押す

Return over IPが動作すると、音声は[映像/音声設定] arrowR [音声設定] arrowR [IFB/RETモニター]項目の各設定に従います。

リターン映像の表示方法を選択する

[カメラ機能] arrowR [ユーザーボタン機能設定] arrowR [リターン映像]項目で設定します。設定にしたがって動作します。

“リターンビデオ”機能を割り付けたユーザーボタンを押す

“リターンビデオ”機能を割り付けたユーザーボタンを押すと、手順 Step6 で設定した表示方法にしたがって撮影映像やリターン映像が表示されます。