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設置・接続の準備
ご注意
すべての接続が終わったことを確認してから電源を入れてください。
SDカードを挿入するときは、本機の電源を切った状態で挿入してください。
設置場所の決定
付属のテンプレートを使って設置場所にマークします。
1設置場所に付属のテンプレートを配置して、テンプレートのねじ取付穴の位置にカメラ固定用の穴を4箇所あける
穴径および深さは固定用のねじまたはアンカー(M4ねじ)の仕様に合わせて決めてください。
2必要に応じて、ケーブル通線孔(∅40 mm程度)をあける

メモ
ケーブル通線孔をあけずに側面にケーブルを出す場合は、側面にある通線孔のカバーをマイナスドライバーなどで反時計回りに回して取りはずしてください。
はずした通線孔のカバーは必ず底面に付け直してください。

固定用ねじ、アンカーは設置する壁、天井の素材に合致したものを選定してください。
固定用ねじ、アンカーはステンレス製のものを選定してください。
電工ボックスを使って本機を取り付けたい場合は、お買い上げ販売店または最寄りのサービス窓口にご相談ください。
ドームカバーをはずす
付属のレンチを使用して、ドームカバー取付ねじ(4箇所)をゆるめて(ねじは取らない)ドームカバーを取りはずします。

ご注意
ドームカバーをはずすときに、防水用パッキンがドームカバーがらはずれることがあります。
ドームカバーを取り付ける時にパッキンを付け直してください。
ケーブル接続
設置場所に応じて、底面か側面のケーブル通線孔にケーブルを通してください。
ケーブルをケーブル通線孔に通す時は、付属のグロメットを使用してください。
(グロメットに切り込みをいれてケーブルを通してください。)
LANケーブルを接続する
カテゴリー5e以上/100 m 以下のLANケーブルで接続してください。
UTP(シールド無し)を使用してください。

LANコネクターの破損を防ぐため、LANケーブルにケーブルクランプを巻き付けることをおすすめします。

ご注意
本機と接続するLANコネクターの寸法は全長24mm以下としてください。サイズが大きいと本機との接続ができません。

電源を接続する
以下のどちらかの方法で電源を接続してください。
DC 12 Vの場合:
DC 12 V電源に接続してください。

電源ケーブルは以下をご使用ください。
導体直径(mm) |
∅1.0 以上 |
∅1.6 以上 |
∅2.0 以上 |
最大接続距離(m) |
18 |
45 |
75 |
PoE (IEEE 802.3afクラス0)の場合:
LANケーブルをPoE給電対応機器に接続してください。

ご注意
動作が不安定になることがあるため、同時に複数の電源(PoE、DC12V)に接続しないでください。
DC 12 V電源の場合は、正しい極性で接続してください。極性を間違えると、故障や破損の原因となります。
アラームケーブルを接続する
アラームケーブルをALARM IN、ALARM OUT端子に接続してください。
アラームケーブルは隣り合う端子の対(ALARM OUT-COM、ALARM IN-GND)で接続してください。

信号 |
説明 |
---|---|
COM |
アラーム出力用COMMON |
ALARM OUT (AL/O) |
アラーム出力 |
GND |
アラーム入力用GROUND |
ALARM IN (AL/I) |
アラーム入力 |
メモ
アラームケーブルは長さ50 m以下、AWG28~AWG20相当品をご使用ください。
テストモニターに接続する
MONITOR OUT端子にテストモニターを接続し、本機設置時の画角調節や、フォーカスを調整する場合にご使用ください。

メモ
ケーブルが長いほど信号が減衰するため、解像度が低下し、ノイズが増えます。取り付けのときには、減衰量の少ないケーブルの利用を推奨します。
オーディオケーブルを接続する
オーディオケーブルをAUDIO IN、AUDIO OUT端子に接続します。
AUDIO IN端子:プラグインパワー方式対応のコンデンサーマイクなどと接続します。
AUDIO OUT端子:アンプ内蔵スピーカーなどと接続します。
GND 端子:GROUNDを接続します。

信号 |
説明 |
---|---|
AUDIO OUT (AU/O) |
アンプ内蔵スピーカーなどと接続します。 |
GND |
AUDIO IN、AUDIO OUT の共通のGROUND |
AUDIO IN (AU/I) |
プラグインパワー方式対応のコンデンサーマイクなどと接続します。 |
メモ
オーディオケーブルは長さ5 m以下のシールドケーブルを推奨いたします。
SDカードを挿入するとき
SDカードを使用する場合、印字面を上にして図のようにSDカードを挿入してください。
SDカードの向きを間違えると、本機やSDカードを破損する恐れがあります。

本機ではmicroSDカードを使用します。
必ず本機の電源を切ってからSDカードを挿入してください。電源を入れたまま、SDカードの抜き差しを行うと、故障の原因となる場合があります。
メモ
SDカードは、ゆっくりと奥まで確実に挿入してください。
SDカードを取り出すときは、[イベント設定]-[アクション]にSDカード記録を設定しているイベントを無効にし、本機の電源を切ってからゆっくり水平に取り出してください。
シリカゲルを取り付ける
図の位置に両面テープで付属のシリカゲルを取り付けてください。
シリカゲルを取り付けたあとは、長時間放置しないでください。

メモ
メンテナンスなどでドームカバーを開閉したときは、シリカゲルを取り替えてください。ドームカバーを開閉すると、その後の気温変化でドームカバーがくもることがあります。
シリカゲルを交換するときは、サービス窓口にお問い合わせください。
落下防止ワイヤーを取り付ける
1設置場所とカメラをつなぐ落下防止ワイヤーをボトムケースに取り付ける
(落下防止ワイヤー、ねじは付属されていません。ねじはM3を使用してください。)

ご注意
落下防止ワイヤーは長さ・強度・材質(絶縁性)などを十分考慮したものを使用してください。
落下防止ワイヤーは十分な強度がある場所にしっかりと固定してください。
落下防止ワイヤーは天井構造物と絶縁できるように接続してください。天井構造物が金属の場合、カメラとの絶縁をとらないと映像にノイズが入ることがあります。
カメラを取り付ける

1カメラをカメラ取り付け用の穴に合わせる
メモ
カメラのJVCマークが本機正面方向になります。
2設置場所にねじまたはアンカー(M4)でしっかりと固定する
ご注意
取付ねじについて
取付ねじは付属されていません。
取付穴は、∅4.5 mmです。
皿ねじは使用しないでください。
インパクトドライバーを使用する場合は最後まで締め込まず、締め込みは手で行なってください。ボトムケースが破損する恐れがあります。
電工ボックスに取り付けるとき
詳しくはお買い上げの販売店にお問い合わせください。
防じん・防水処理をする
防じん、防水の性能を十分に発揮するために、カメラのケーブル取り出し口およびすきまと、カメラ取付部の穴をシール材で埋めて完全にふさぐようにしてください。
水や湿気が入り込み、レンズやドームカバーがくもる場合があります。
雨が降っているときに取り付ける場合は、雨が本機に侵入しないようにご注意ください。
本機内部を除き、接続されるケーブル類はすべて防水テープ(融着)などで確実に防水処理を行なってください。
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