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設置設定モード

「レンズコントロール」、「画素調整」、「画面マスク」、「アナモフィック」、「スクリーン設定」、「設置スタイル」、「台形補正」、「アスペクト」の設定値をまとめて管理します。

レンズ位置は保存した状態に対して、若干のズレが生じることがあります。

モード選択

設定値を呼び出し・保存するグループを選びます。

設定値:Mode 1 ~ Mode 10

設定値は「モード名編集」から変更することができます。

モード名編集

設置設定モードの名前を編集します。

使用できる文字は、大文字・小文字のアルファベット、数字、記号、空白です。(最初の文字と最後の文字には空白は使用できません)

文字数は10字までです。

Z1_Menu_Mode_Name1

モードコピー

現在の設置設定モードで管理されている設定値を他のモードにコピーします。

Z1_Menu_Mode_Copy1

レンズコントロール

フォーカス / ズーム / シフト

投写箇所に合わせて、レンズを調整します。

イメージパターン

レンズ調整用パターンの表示/非表示を設定します。

設定

内容

オフ

レンズ調整用パターンを表示せず、外部信号を表示します。

オン

レンズ調整用パターンを表示します。

ロック

レンズのロック/アンロックを設定します。
「オン」に設定してレンズをロックすることにより、レンズの調整状態を保護することができます。

設定

内容

オフ

レンズをロックしません。

オン

レンズをロックして、設定した調整状態から誤操作を防ぎます。

「オン」時でも、「設置設定モード」により選択されたモードのレンズ状態になります。

レンズセンター

レンズの位置をセンター(中心位置)に戻します。

画素調整

表示画素を調整してRGB各色の間の位相のずれを補正します。

調整

調整機能のオン・オフを設定します。

調整エリア

設定

内容

全エリア

画面全体を調整します。

ゾーン

画面の縦と横を10等分した位置ごとに詳細な調整ができます。

調整色

調整を行う色(「赤」または「青」)を選びます。

調整パターン

設定

内容

オフ

調整用テストパターンを表示せず、外部信号を表示します。

オン

調整用テストパターンを表示します。

調整パターン色

調整を行うときに表示される調整パターンの色を「白」または「黄 / シアン」に設定します。

調整(画素)

「調整エリア」が「全エリア」に設定されているとき、「調整色」で選んだ色の画面全体の画素を1画素ごとに移動して調整します。

「調整エリア」が「ゾーン」に設定されている場合は、調整できません。

設定

内容

H(水平)

設定値:-2(赤/青を左に移動) ~ +2(赤/青を右に移動)

V(垂直)

設定値:-2(赤/青を下に移動) ~ +2(赤/青を上に移動)

ファイン

「調整エリア」が「全エリア」に設定されているとき、「調整色」で選んだ色の画面全体の画素を1/8画素ごとに移動して微調整します。

「調整エリア」が「ゾーン」に設定されているときは、画面を縦と横を10等分した位置ごとに詳細な調整ができます。

設定

内容

H(水平)

設定値:-31(赤/青を左に移動) ~ +31(赤/青を右に移動)

V(垂直)

設定値:-31(赤/青を下に移動) ~ +31(赤/青を上に移動)

リセット

すべての画素調整データを工場出荷状態に戻します。

全面調整(画素)の操作方法

映像の水平方向・垂直方向のわずかな色ずれの大枠を調整します。

「調整エリア」を「全エリア」に設定する
「調整色」と「調整パターン色」を選ぶ
「調整(画素)」を選び、[OK]ボタンを押す

調整モードになり、選んだ調整パターンと調整(画素)ウィンドウが表示されます。

NX9_Menu_Pixel_Adjust2-1
[ sankaku_U sankaku_D sankaku_L   sankaku_R ]キーでゾーン全体の水平・垂直の画素を動かして調整する

調整値が調整(画素)ウィンドウの中央に表示されます。

NX9_Menu_Pixel_Adjust2-2
調整が終わったら、[BACK]ボタンを2回押して調整モードを解除する

リモコン操作ガイド

ボタン名

機能

操作内容

[PICTURE MODE]

Adj.Col.

「調整色」を変更します。

[C.M.D.]

Pixel/Fine

「調整(画素)」と「ファイン」を切り換えます。

「調整エリア」が「ゾーン」の場合は、「調整(画素)」に切り換えます。

[GAMMA SETTINGS]

Pat.Col.

「調整パターン色」を変更します。

[ADVANCED MENU]

Adj.Area

「調整エリア」を切り換えます。

「ゾーン」に変更した場合は、調整パターン上にゾーンカーソルが表示されます。

全面調整(ファイン)の操作方法

「調整(画素)」で画面全体のずれの大枠を調整した後に、微調整します。

「調整エリア」を「全エリア」に設定する
「調整色」と「調整パターン色」を選ぶ
ファインを選び、[OK]ボタンを押す

調整モードになり、選んだ調整パターンとファインウィンドウが表示されます。

全面調整(画素)で調整した画素の量によっては、調整の範囲が狭くなる場合があります。

NX9_Menu_Pixel_Adjust3-1
[ sankaku_U sankaku_D sankaku_L   sankaku_R ]キーでゾーン全体の水平・垂直の画素を動かして調整する

調整値がファインウィンドウの中央に表示されます。

NX9_Menu_Pixel_Adjust3-2
調整が終わったら、[BACK]ボタンを2回押して調整モードを解除する
MEMO

H(水平方向)もV(垂直方向)も、それぞれの画面全体のずれの最大値が「31」の場合は、調整値がそれ以下であっても、表示されている調整値以上には調整できません。

画面全体のずれの最小値が「-31」の場合は、調整値がそれ以上であっても、表示されている調整値以下には調整できません。

部分調整(ゾーン調整)の操作方法

「調整(画素)」と「ファイン」で画面全体のずれを調整した後に、画面のずれている部分を微調整します。

部分調整は、縦と横を10等分した位置で調整できます。

「調整エリア」を「ゾーン」に設定する
「調整色」と「調整パターン色」を選ぶ
ファインを選び、[OK]ボタンを押す

調整モードになり、選んだ調整パターンとゾーン調整ウィンドウが表示されます。

全面調整(画素)で調整した画素の量によっては、調整の範囲が狭くなる場合があります。

NX9_Menu_Pixel_Adjust4-1
[ sankaku_U sankaku_D sankaku_L   sankaku_R ]キーを押して、調整する場所にゾーンカーソルを移動する
[OK]ボタンを押して、調整モードにする
[ sankaku_U sankaku_D sankaku_L   sankaku_R ]キーでゾーン全体の水平・垂直の画素を動かして調整する

調整値がゾーン調整ウィンドウの中央に表示されます。

NX9_Menu_Pixel_Adjust4-2
調整が終わったら、[BACK]ボタンを2回押して調整モードを解除する

画面マスク

画面外周部をマスク(黒帯)で隠すことができます。

設定

内容

オフ

マスク(黒帯)しません。

オン

「上」、「下」、「左」、「右」で設定した範囲をマスク(黒帯)で隠します。

Z1_Menu_Mask1

「上」 / 「下」 / 「左」 / 「右」

マスク(黒帯)で隠す範囲を設定します。

設定値:0 ~ 220

アナモフィック

アナモフィックレンズを使用するときに設定します。

設定

説明

オフ

2.35:1の映像をそのまま投写します。

A

2.35:1の映像を縦方向のみ引き伸ばして3840画素の横幅で投写します。

B

16:9の映像を横方向のみ圧縮して投写します。

C

Panamorph社製DCRレンズ専用モードです。
2.35:1の映像の縦方向を引き伸ばし、横方向は4096画素のパネルの最大幅まで拡大し投写します。

3D時には「A」となります。

D

Panamorph社製DCRレンズ専用モードです。
16:9の映像を横方向のみ圧縮して投写します。

スクリーン設定

スクリーン補正

使用するスクリーンの特性に合わせて色温度を補正します。

最適な補正モードを設定すると、自然で色彩のバランスのとれた映像に補正されます。

「カラープロファイル」が「オフ(ワイド)」「オフ(ノーマル)」のときは、使用できません。

設定

内容

オフ

補正を行いません

オン

「スクリーンNo.」で設定したスクリーンの特性に合わせて色温度を補正します。

スクリーンNo.

使用するスクリーンに対応した補正モードを設定します。

「スクリーン補正」が「オフ」のときは、設定できません。

スクリーンと補正モードの対応表は、当社ホームページをご確認ください。

MEMO

オプションの光学センサーと専用プロジェクターキャリブレーションソフトウェアを使用することで、より細かい調整ができます。
専用プロジェクターキャリブレーションソフトウェアは、当社ホームページをご確認ください。

https://www.victor.jp/projector/support/

スクリーンサイズ(対角)

「Theater Optimizer」機能を使用する際の、視聴するスクリーンのサイズ(対角)を設定します。

スクリーンアスペクト

「Theater Optimizer」機能を使用する際の、視聴するスクリーンのアスペクトを設定します。

スクリーンゲイン

「Theater Optimizer」機能を使用する際の、視聴するスクリーンのゲインを設定します。

MEMO

「Theater Optimizer」を「オン」にすることにより、画質モードが「Frame Adapt HDR 1」~「Frame Adapt HDR 3」のときの「トーンマップ」での明るさレベルをスクリーンのサイズやプロジェクターの状態から自動設定することができます。

「Theater Optimizer」を押すことにより、「Theater Optimizer」メニューを表示することができます。(画質モードが「Frame Adapt HDR 1」~「Frame Adapt HDR 3」以外のときは押せません。)

注意

「スクリーンサイズ」「スクリーンゲイン」の設定値が「Theater Optimizer」の自動設定に反映されるのは、次回起動時または、「設置設定モード」変更時になります。
すぐに反映させたいときは、「Theater Optimizer」メニューで「セット」を押してください。

設置スタイル

プロジェクターの設置状態に合わせて、「フロント」、「天吊り(フ)」、「リア」、「天吊り(リ)」に設定します。

「フロント」または「天吊り(フ)」は、スクリーンに対して正面から投写するときに設定します。

「リア」または「天吊り(リ)」は、スクリーンに対して裏側から投写するときに設定します。

台形補正

スクリーンに対して、斜めに設置した場合に生じる台形歪みを補正します。(垂直方向のみ)

垂直方向の設定範囲:-7 ~ 7

設定値を大きくした場合、アスペクトが少し変化します。

歪みを補正すると、映像のサイズが小さくなります。

V90R_Menu_Keystone1

アスペクト

入力されたオリジナルの画面サイズ(アスペクト)に対して、投写する映像の画面サイズを最適に設定できます。

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