カラープロファイルを設定する

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｢画質モード｣に対応した｢カラープロファイル｣（色空間情報）を設定すると、さらに鑑賞する映像作品に最適な画質に調整できます。

｢画質モード｣が｢HDR10+｣のときは、BT.2020(ノーマル)固定となります。

｢画質モード｣を設定（LINK）したあとに、[COLOR PROFILE]ボタンを押し、[ sankaku_U

]キーで｢カラープロファイル｣を選んで[OK]を押す

[MENU]ボタンを押してメニューを表示し、｢画質調整｣｢カラープロファイル｣からも設定できます。

｢画質モード｣によって、選択可能な｢カラープロファイル｣の設定値は異なります。

｢カラープロファイル｣の内容

カラープロファイル	内容
オート	入力されるコンテンツの色域情報を元に、自動でカラープロファイルを切り替えます。
BT.709	BT.709 の色域に適した色空間となります。
BT.2020(ワイド)	BT.2020 の色域に適した色空間となります。シネマフィルターをワイドに設定します。^※
BT.2020(ノーマル)	BT.2020 の色域に適した色空間となります。シネマフィルターをノーマルに設定します。^※
DCI	DCI の色域に適した色空間となります。
Video	ドラマやライブ映像などのビデオ素材を明るく色鮮やかに再現する色域となります。
アニメ	CG アニメに適した色空間となります。明るい色彩のアニメに向いています。
シネマ	明るさアップと色鮮やかさを両立させた映画向け色域となります。
フィルム1	Eastman Kodak Companyの映画フィルム特性に近似した色空間となります。
フィルム2	富士フィルム株式会社の映画フィルム特性に近似した色空間となります。
オフ(ワイド)	色空間調整を行わないモードです。シネマフィルターをワイドに設定します。^※
オフ(ノーマル)	色空間調整を行わないモードです。シネマフィルターをノーマルに設定します。^※
ビビッド	明るく豊かな色彩です。リビングルームなど少し明るい環境で鑑賞する場合に適しています。
Custom1～Custom4	プロジェクターキャリブレーションソフトウェアで作成したカラープロファイルデータを保存します。

シネマフィルターのノーマルは明るさを重視した設定で、ビデオコンテンツやピーク感のある映画などに最適です。
シネマフィルターのワイドは色再現性を重視した設定で、HDR ならではの広色域をお楽しみいただけます。映画コンテンツ全般におすすめです。

｢画質モード｣によって選択可能な｢カラープロファイル｣一覧

画質モード	カラープロファイル
ナチュラル	オート
	BT.709
	BT.2020(ワイド)
	BT.2020(ノーマル)
	DCI
	Video
	アニメ
	シネマ
シネマ	BT.709
	BT.2020(ワイド)
	BT.2020(ノーマル)
	DCI
	Video
	アニメ
	シネマ
フィルム	フィルム1
フィルム	フィルム2
ビビッド	ビビッド
HDR10+	BT.2020(ノーマル)^※
FILMMAKER MODE （映像タイプが｢SDR｣または｢オート (SDR)｣のとき）	オート
FILMMAKER MODE （映像タイプが｢HDR10｣または｢オート (HDR10)｣のとき）	BT.2020(ワイド)
FILMMAKER MODE （映像タイプが｢HDR10｣または｢オート (HDR10)｣のとき）	BT.2020(ノーマル)
Frame Adapt HDR 1～Frame Adapt HDR 3	BT.2020(ワイド)
Frame Adapt HDR 1～Frame Adapt HDR 3	BT.2020(ノーマル)
HDR10 HLG	オート
	BT.709
	BT.2020(ワイド)
	BT.2020(ノーマル)
	DCI
User 1 ～ User 3	オート
	BT.709
	BT.2020(ワイド)
	BT.2020(ノーマル)
	DCI
	Video
	アニメ
	シネマ
	オフ(ワイド)
	オフ(ノーマル)
	Custom1～Custom4
User 4 ～ User 6	オート
	BT.709
	BT.2020(ワイド)
	BT.2020(ノーマル)
	DCI
	オフ(ワイド)
	オフ(ノーマル)
	Custom1～Custom4

｢画質モード｣が｢HDR10+｣のときは、｢カラープロファイル｣はBT.2020(ノーマル)固定となり、カラープロファイル機能は使用できません。