DLA-V900R / DLA-V800R

D-ILA プロジェクター

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お好みでより細かなガンマ/トーンマップ調整をする

選択したガンマ調整の設定値をベースにより細かな調整ができます。

  1. [GAMMA SETTINGS]ボタンを押して、ガンマ/トーンマップメニューを表示する

  2. メニューの「画質調整」arrowガンマ/トーンマップからも設定できます。

  3. お好みで調整をする

  4. 「色選択」で調整する色を選び、「ピクチャートーン」、「暗部補正」、「明部補正」を調整します。

    調整項目の内容と設定値

    項目

    説明

    設定値

    色選択

    「ピクチャートーン」、「暗部補正」、「明部補正」を調整する色を選びます。

    白 / 赤 / 緑 / 青

    ピクチャートーン

    画質の階調を損なわずに自動でバランスを取りながら全体的な明るさを調整します。

    -16(露光アンダーで暗くする)~+16(露光オーバーで明るくする)

    暗部補正

    入力映像の暗い部分を調整します。

    sankaku_L sankaku_Rキーでカーソルを移動して調整します。

    -7(暗い部分の輝度を落とす)~+7(暗い部分をより明るく)

    明部補正

    入力映像の明るい部分を調整します。

    sankaku_L sankaku_Rキーでカーソルを移動して調整します。

    -7(明るい部分の輝度を落とす)~+7(明るい部分をより明るく)

    調整の元にする補正値(初期値)を選んで調整する

    「ガンマ」を「Custom 1」~「Custom 3」に設定すると、「補正値」が選択可能になります。

    sankaku_L sankaku_Rキーで調整の元にする「補正値」を選びます。

    選択できる補正値は「画質モード」によって異なります。(下表参照)

    「画質モード」によって選択可能な「補正値」一覧

    画質モード

    補正値

    フィルム

    フィルム1

    フィルム2

    インポート

    ビビッド

    ビビッド、インポート

    シネマ
    ナチュラル
    ナチュラル (LL)
    User 1~User 3

    1.8

    1.9

    2.0

    2.1

    2.2

    2.3

    2.4

    2.5

    2.6

    シネマ1

    シネマ2

    インポート

    HDR10

    HDR10 (LL)

    HDR(PQ)

    インポート

    HLG

    HLG (LL)

    HDR(HLG)

    インポート

    User 4~User 6

    HDR(PQ)

    HDR(HLG)

    インポート

    「補正値」が「インポート」のとき

    「補正値」で「インポート」を選ぶと、調整の元にする設定値として外部で作成したガンマデータを選択できます。

    「インポート」の工場出荷値は、「2.2」です。

    キャリブレーションソフトを用いると、ガンマデータのカスタム調整および、作成したガンマデータをインポートすることができます。

    詳しくはお買い上げの販売店またはカスタマーサポートセンターまでお問合せください。

ガンマ調整について

X95R_Gamma0

ガンマ曲線が直線の場合:
入力映像と出力映像の明るさ、コントラストが同じになります。

ガンマ曲線が直線より上に出ている部分(A):
入力に比べて、出力映像が明るくなります。

ガンマ曲線が直線より下に出ている部分(B):
入力に比べて、出力映像が暗くなります。

ガンマ曲線の傾きが急な部分(中間階調)(C):
出力映像の濃淡の範囲が広くなり、コントラストが高くなります(DarrowD')。