輪郭(ディテール)の強調を水平方向(H)と垂直方向(V)どちら側により強くかけるか、H/Vのバランスを設定します。
ディテール/調整項目
TOPV/Hバランス
H+1~H+4:
数字が大きくなるほど水平方向に強くかけます。
V+1~V+4:
数字が大きくなるほど垂直方向に強くかけます。
[設定値:H+1~H+4、 ノーマル、V+1~V+4]
[記録フォーマット]の[システム]項目を“SD”に設定している場合、本項目は“ノーマル”に固定されます。
[記録フォーマット]の[システム]項目を“HD+SD”に設定している場合、本項目の設定はHD記録には有効となりますが、SD記録は“ノーマル”に固定されます。
水平周波数
輪郭(ディテール)の水平輪郭補正周波数を変えます。被写体によって設定してください。
高:
高い周波数帯域を強調します。細かな模様の被写体を撮影するときに使用します。
中:
中間周波数帯域を強調します。
低:
低い周波数帯域を強調します。大がらな模様の被写体を撮影するときに使用します。
[設定値:高、 中、低]
[記録フォーマット]の[システム]項目を“SD”に設定している場合、本項目は“低”に固定されます。
[記録フォーマット]の[システム]項目を“HD+SD”に設定している場合、本項目の設定はHD記録には有効となりますが、SD記録は“低”に固定されます。
垂直周波数
輪郭(ディテール)の垂直輪郭補正周波数を変えます。被写体によって設定してください。
低:
低い周波数帯域を強調します。
中:
中間周波数帯域を強調します。
高:
高い周波数帯域を強調します。
[設定値:低、 中、高]
[記録フォーマット]の[システム]項目を“SD”に設定している場合、本項目は“低”に固定されます。
[記録フォーマット]の[システム]項目を“HD+SD”に設定している場合、本項目の設定はHD記録には有効となりますが、SD記録は“低”に固定されます。
以下の設定の場合、“高”は選択できません。
[ 解像度]項目が“1920x1080”で、[ フレーム数/画質]項目が“60i”または“50i”の場合。
[ 解像度]項目が“1440x1080”で、[ フレーム数/画質]項目が“60i”または“50i”の場合。
強調
“入”に設定すると、ディテールの再現性がアップします。
[設定値: 入、切]
スキンディテール
取り込んだ色の輪郭補正を抑えるスキンディテール機能のオン・オフを設定します。
“入”に設定した場合、肌色検出部のディテールをソフトにします。
[設定値:入、 切]
レベル
スキンディテール機能の輪郭補正レベル(ソフトにする度合い)を設定します。
数字が小さいほど、輪郭補正レベル(ソフトにする度合い)は大きくなります。
[設定値:-1、 -2、-3]
色域
スキンディテールが機能する肌色の範囲を調整します。
数字が大きくなるにつれて、 範囲が広くなります。
[設定値:-5~+5( 0)]