[記録フォーマット]メニューは、すべての項目の設定を終了したあと、画面下方の[決定]を選択すると、各項目の設定値が本機に反映され記録フォーマットが切り換わります。切り換え時、画面上に“お待ちください...”と表示されます。
記録設定項目
TOP記録フォーマット
システム
記録映像の解像度を選択します。
HD:
“HD”(High Definition)で記録します。
SD:
“SD”(Standard Definition)で記録します。
HD+SD :
Aスロットは“HD”(High Definition)で記録、Bスロットは“SD”(Standard Definition)で記録します。
HD+Web :
Aスロットは“HD”(High Definition)で記録、Bスロットは低解像度で記録します。
[設定値: HD、SD、HD+SD、HD+Web]
本項目の設定によって、以下の各項目での設定値の選択肢が変わります。
:[ 形式]、[ 解像度]、[ フレーム数/画質]
:[形式]、[解像度]、[フレーム数/画質]
形式 、形式
スロットAに挿入されているSDカードに記録するファイル形式を選択します。
[設定値: QuickTime(MPEG2)、MP4(MPEG2)、MXF(MPEG2)、AVCHD、QuickTime(H.264)]
[設定値: QuickTime(MPEG2)、MP4(MPEG2)、AVCHD、QuickTime(H.264)]
[システム]項目を“HD”または“SD”に設定している場合、スロットA、スロットBに挿入されているSDカードに記録するファイル形式はどちらも同じになります。
[システム]項目を“SD”に設定している場合、本項目は“QuickTime(H.264)”に固定されます。
解像度 、解像度
スロットAに挿入されているSDカードに記録する画像のサイズを選択します。(水平×垂直)
[ 形式] 、[形式] 項目および[システム]項目の設定によって、選択肢が変わります。
MP4(MPEG2)、QuickTime(MPEG2)に設定時:
[設定値: 1920x1080、1440x1080、1280x720]
MXF(MPEG2)に設定時 :
[設定値: 1920x1080、1440x1080、1280x720]
AVCHDに設定時:
[設定値: 1920x1080、1440x1080]
QuickTime(H.264)に設定時:
“1920x1080”固定
[システム]項目を“HD”または“SD”に設定している場合、スロットA、スロットBに挿入されているSDカードに記録する解像度はどちらも同じになります。
[システム]項目を“SD”に設定している場合、本項目は“720x480”に固定されます。
本項目の設定によって、[ フレーム数/画質] または[フレーム数/画質] 項目の設定値の選択肢がかわります。
フレーム数/画質 、フレーム数/画質
スロットAに挿入されているSDカードに記録するフレームレートおよびエンコードのビットレートを選択します。
以下の項目の設定によって、選択肢が変わります。
解像度 、 |
形式 、 |
フレーム数/画質 、 |
---|---|---|
1920x1080 |
AVCHD |
[設定値:60p(HQ)、 60i(HQ)、50p(HQ)、50i(HQ)、60i(SP)、50i(SP)] |
QuickTime(H.264) |
[設定値:60p(XHQ)、60i(XHQ)、50p(XHQ)、50i(XHQ)、30p(XHQ)、25p(XHQ)、24p(XHQ)、 60i(UHQ)、50i(UHQ)、30p(UHQ)、25p(UHQ)、24p(UHQ)] |
|
AVCHD、QuickTime(H.264)以外 |
[設定値: 60i(HQ)、30p(HQ)、24p(HQ)、50i(HQ)、25p(HQ)] |
|
1440x1080 |
AVCHD |
[設定値: 60i(LP)、50i(LP)、60i(EP)、50i(EP)] |
AVCHD以外 |
[設定値: 60i(HQ)、50i(HQ)、60i(SP)、50i(SP)] |
|
1280x720 |
MXF(MPEG2) |
[設定値: 60p(HQ)、50p(HQ)] |
MXF(MPEG2)以外 MP4(MPEG2)またはQuickTime(MPEG2) |
[設定値: 60p(HQ)、30p(HQ)、24p(HQ)、50p(HQ)、25p(HQ)、60p(SP)、50p(SP)] |
本機で使用可能な[記録フォーマット]の組み合わせについては、以下の参照先をご覧ください。
[システム]項目を“SD”に設定している場合、本項目は “60i”に固定されます。
[システム]項目を“HD”または“SD”に設定している場合、スロットA、スロットBに挿入されているSDカードに記録するフレームレートおよびエンコードのビットレートはどちらも同じになります。
形式
[システム]項目を“HD+Web”または、“HD+SD”に設定している場合の、スロットBに挿入されているSDカードに記録するファイル形式です。
[システム]項目の設定によって、選択肢が下記のようになります。
“HD+Web”に設定時:
“QuickTime(H.264)”または“AVCHD”
“HD+SD”に設定時:
“QuickTime(H.264)”固定
“HD+Web”に設定時、[ フレーム数/画質]項目で、“30p”、“25p”、“24p”を選択している場合、選択肢は“QuickTime(H.264)”固定になります。
解像度
[システム]項目を“HD+Web”または、“HD+SD”に設定している場合の、スロットBに挿入されているSD カードに記録する記録画像のサイズを選択します。(水平×垂直)
[システム]項目および[ 形式]項目の設定によって、選択肢は下記のようになります。
“HD+SD”に設定時:
“720x480”固定
[システム]項目を“HD+Web”、[ 形式]項目を“QuickTime(H.264)”に設定時:
“960x540”または“480x270”
[システム]項目を“HD+Web”、[ 形式]項目を“AVCHD”に設定時:
“1440x1080”固定
[システム]項目を“HD”または“SD”に設定している場合、[ 解像度]と同じ設定値に固定されます。
フレーム数/画質
[システム]項目を“HD+Web”または、“HD+SD”に設定している場合の、スロットBに挿入されているSDカードに記録する記録画像のフレームレートおよびエンコードのビットレートを選択します。
[システム]項目および[ フレーム数/画質]の設定によって、選択肢が異なります。
HD+SDに設定時:
“60i”で固定
HD+Web([ 形式]が“AVCHD”)に設定時:
[ フレーム数/画質]が“60i”のとき:
“60i(EP)”または“60i(LP)”
[ フレーム数/画質]が“50i”のとき:
“50i(EP)”または“50i(LP)”
HD+Web([ 形式]が“QuickTime(H.264)”)に設定時:
“30p”、“25p”または“24p”で固定
[システム]項目を“HD”または“SD”に設定している場合、[ フレーム数/画質]と同じ設定値に固定されます。
SDアスペクト
[システム]項目を“HD+SD”または“SD”に設定している場合の、SD記録画像のアスペクト比を選択します。
[設定値: 16:9、4:3]
[システム]項目を“HD”または“HD+Web”に設定している場合、本項目は“16:9”に固定されます。
記録モード
SDカードへの記録モードを選択します。
[記録フォーマット]メニューの設定によって、選択肢が変わります。
形式 |
フレーム数/画質のフレーム数 |
設定値 |
---|---|---|
MP4 (MPEG2) MP4 (MPEG2) |
30p、25p、24p |
ノーマル、プリレック、クリップコンティニュアス、インターバルレック、フレームレック、バリアブルフレーム |
60p、60i、50p、50i |
ノーマル、プリレック、クリップコンティニュアス、インターバルレック、フレームレック |
|
AVCHD |
60p、60i、50p、50i |
ノーマル、プリレック、クリップコンティニュアス、インターバルレック、フレームレック |
Quick Time (H.264) |
60p、60i、50p、50i |
ノーマル、プリレック、クリップコンティニュアス、インターバルレック、フレームレック |
30p、25p、24p |
ノーマル、プリレック、クリップコンティニュアス、インターバルレック、フレームレック、バリアブルフレーム |
[スロットモード]項目を“バックアップ”に設定している場合、“ノーマル”に固定されます。
[バリアブルフレームレート]は、[ 解像度]/[ 解像度]項目が“1920x1080”、“1280x720”、[ フレーム数/画質]/[ フレーム数/画質]項目が“30p”、“25p”または“24p”の場合、有効になります。
プリレック時間
[記録モード]項目を“プリレック”に設定した場合のプリレック時間を設定します。
[設定値: 5秒、10秒、15秒]
[メインメニュー] [システム] [記録設定] [記録フォーマット] [フレーム数/画質]項目のフレームレートの設定が“XHQ”に設定されている場合、“15秒”には設定できません。
フレーム数
[記録モード]項目を“フレームレック”、“インターバルレック”に設定した場合の記録フレーム数を設定します。
[設定値: 1フレーム、3フレーム、6フレーム]
インターバル時間
[記録モード]項目を“インターバルレック”に設定した場合の記録間隔の時間を設定します。
[設定値: 1秒、2秒、5秒、10秒、30秒、1分、2分、5分、10分、30分、1時間]
バリアブルフレームレート
[記録モード]項目を“バリアブルフレーム”に設定した場合の記録時のフレームレートを設定します。
[記録フォーマット] [ 解像度]/[ 解像度]項目および[ フレーム数/画質]/[ フレーム数/画質]項目の設定によって、選択肢が変わります。
スロットモード
カードスロットの動作を設定します。
シリーズ:
2つのスロットを連続して動作させるモードです。
デュアル:
2つのスロットを同時に動作させるモードです。
バックアップ: スロットB を、[REC]ボタンとは独立して記録動作させるモードです。[記録モード]項目を“ノーマル”に設定した場合のみ設定可能です。 [バックアップ記録]メニューまたは“バックアップトリガー”を割り付けた[USER1]~[USER7]、[LCDキー▲]、[LCDキー▶]、[LCDキー▼]、[LCDキー◀]ボタンで記録開始停止を操作します。
“シリーズ”に設定し、両スロットに記録可能なメディアが挿入されている場合、[REC]ボタンを押すと選択されているスロット( アクティブスロット) のみに記録されます。
“シリーズ”に設定し、[記録フォーマット] [ 形式]項目を“AVCHD”に設定した場合、スロットをまたいで記録したクリップは、映像のみ途切れはなくシームレスに記録されます。
“デュアル”に設定し、両スロットに記録可能なメディアが挿入されている場合、[REC]ボタンを押すと両スロットのメディアに同時記録されます。
バックアップ記録
[記録]/[スタンバイ]でバックアップ記録の開始、停止を行います。
[スロットモード]項目を“バックアップ”に設定した場合にのみ設定可能です。
メディア残量0などで停止状態のときは“停止”固定で選択できません。
4GBごとに分割(SDXC)
記録ファイルのサイズが4 GBを超える場合、ファイルが分割されますが、“切”に設定すると、SDXCカードの場合4 GB以上のクリップを記録できます。(最大64 GBまたは4時間まで)
入:
最大4 GBまたは、30分まででファイルを分割します。
切:
最大64 GBまたは、4時間まででファイルを分割します。
[設定値: 入、切]
DCIMフォルダーに記録
“入”に設定すると、MOV記録時、SDカード内のDCIMフォルダーに記録されます。
[設定値: 入、切]
“切”に設定した場合、MAC OS環境では撮影したクリップフォルダーが確認できない場合があります。
当社製ブルーレイディスク&HDDレコーダーにクリップを取り込む場合は、“切”に設定して記録してください。
LPCM (QuickTime)
QuickTimeのオーディオ記録形式を設定します。
[設定値:デュアルモノラル、 ステレオ]
記録映像の解像度がWeb の場合、設定値に関わらず“ステレオ”で記録されます。
タイムスタンプ
記録映像に重ねて、撮影日時情報を記録するかどうかを設定します。
[設定値:入、 切]
クリップ設定
クリップ名
SDカードへ記録するクリップのファイル名の前4文字を設定します。
英字アルファベット(大文字)、数字(0から9)、“_”(アンダースコア)、“-”(ハイフン)の38文字から、ソフトウェアキーボードを使って入力します。
[設定値:xxxG](xxxの初期値はシリアル番号の下3桁。)
[メインメニュー] [システム] [記録設定] [記録フォーマット] [ 形式]項目が“AVCHD”の場合、本設定はクリップのファイル名には反映されません。
ただし、サムネイル表示されるクリップの表示名として記録されます。
DCIMフォルダーへのクリップ記録時のみ、[クリップ名]に“-”(ハイフン)が設定されている場合は“_”(アンダースコア)に置き換えられます。
クリップ番号リセット
クリップ番号をふりなおしたいときに、クリップ番号をリセット(0001)できます。
[リセット]を選択しセットボタン( )を押すと、番号がリセットされます。
[ 形式]項目が“AVCHD”の場合、クリップ番号は“00000”にリセットされます。
SDカードにすでにクリップが存在するときは、空き番号の中で一番小さな数値が設定されます。
設定例)
[クリップ名]が“ABCD”でSDカードに“ABCD0001” が存在する場合、“ABCD0002”が設定されます。
プランニングメタデータ消去
FTPサーバーからダウンロードしたプランニングメタデータを消去します。