カメラ撮影時の操作モードを設定するためのメニュー画面です。
カメラ機能メニュー
TOPカメラモード時以外、この項目は選択できません。
カラーバー
カラーバーを出力するかどうか設定します。
[設定値:入、 切]
カラーバー出力と同時に、オーディオテスト信号(1 kHz)を出力することもできます。
カメラモードから他のモードへ切り換えたり、[POWER ON/OFF]スイッチを“OFF”にすると、本機能は“切”になります。
手振れ補正
手ぶれ補正をするかどうか設定します。“入”にした場合、レベルの設定を行います。
[設定値:入、 切]
付属レンズを非装着時は、“---”と表示され選択できません。
レベル
手ぶれ補正のレベルを設定します。
[設定値:高感度、 通常]
“高感度”に設定した場合、大きな手ぶれを補正すると画像の周辺が暗くなる場合があります。
フリッカー補正
蛍光灯下などで発生する、映像のちらつき(フリッカー)を補正するかどうかを設定します。
[設定値:入、 切]
下記のいずれかに該当する場合、“切”と表示され選択できません。
スローシャッターのとき
[記録モード]項目が“バリアブルフレーム”のとき
[ フレーム数/画質]/[ フレーム数/画質]のフレーム数が“24p”のとき
フラッシュバンド補正
他者のスチルカメラのフラッシュなどで、部分的に高輝度になってしまっている不自然な映像(フラッシュバンド現象)の状態を軽減するよう補正します。
[設定値:入、 切]
下記のいずれかに該当する場合は、フラッシュバンド補正機能は選択できません。
[記録モード]項目が“バリアブルフレーム”のとき
[ フレーム数/画質]/[ フレーム数/画質]項目のフレームレートが“24p”のとき
シャッタースピードの設定が、OFF以外のとき
[ネットワーク]項目が“入(SDI 切)”または、“入(HDMI 切)”のとき
[フラッシュバンド補正]機能は、フラッシュ閃光の有無に関わらず、画面の輝度変化の大きい場合に動作します。なお、撮影条件によっては、フラッシュ閃光が発生しても十分なフラッシュバンド補正効果が得られない場合があります。
フラッシュ閃光時に下記の現象が発生することがありますが、フラッシュバンド補正によるもので故障ではありません。
動いている被写体が一瞬止まったように見える。
映像に横線が見える。
カメラモードから他のモードへ切り換えたり、[POWER ON/OFF]スイッチを“OFF”にすると、[フラッシュバンド補正]機能は“切”になります。
シャッター
シャッターに関する設定を行います。
右側面部の十字ボタン( )で操作する場合、可変する値を“ステップ”(固定値)か“バリアブル”に設定します。
EEI:
シャッターを自動制御する場合に設定します。
バリアブル:
バリアブルスキャンに設定します。パソコンモニターなどを撮影するときなどに設定します。
ステップ:
固定値でシャッタースピードを切り換える、ステップシャッターに設定します。
[設定値:EEI、バリアブル、 ステップ]
AEレベル
AE(AUTO EXPOSURE)時の収束レベルを設定します。
右側面部の十字ボタン( )でも調節可能です。
[設定値:-6~+6( 0)]
下記のすべての条件に該当する場合、“---”と表示され選択できません。
ゲインが“ALC”以外に設定されているとき
[シャッター]項目が“EEI”以外のとき
[IRIS A/M]切り換えスイッチが“M”に設定されているとき(付属レンズを使用時のみ)
AEスピード
AE(AUTO EXPOSURE)時の収束スピードを設定します。
[設定値: 高速、中速、低速]
ALC上限
明るさによって電気増感レベルを自動的に切り換える“ALC”動作の最大ゲイン値を設定します。
[設定値:24dB、 18dB、12dB、6dB]
オートアイリス開放制限
オートアイリス動作時のOPEN側の限界値を設定します。
[設定値:F5.6、F4、F2.8、F2、F1.6、 F1.4]
オートアイリス最小制限
オートアイリス動作時のCLOSE側の限界値を設定します。
[設定値: F16、F11、F8、F5.6]
EEI動作制限
自動シャッターモード(EEI)時のシャッタースピード制御範囲を設定します。
[設定値:4F-stop、 3F-stop、2F-stop]
スムーストランス
[GAIN L/M/H]選択スイッチや[WHT.BAL B/A/PRESET]切換スイッチによる映像の急激な変化を軽減し、徐々に変化させる、切り換えショック軽減機能の設定を行います。
[設定値:高速、中速、低速、 切]
[FULL AUTO]スイッチが“ON”で、[GAIN L/M/H]選択スイッチや[WHT.BAL B/A/PRESET]切換スイッチが無効になっている場合、本機能は動作しません。
FAW
FAW(フルタイムオートホワイトバランス)の機能を[WHT.BAL B/A/PRESET]切換スイッチのどこに割り付けるかを設定します。
[設定値:B、A、PRESET、 なし]
本機の[FULL AUTO]スイッチが“ON”で、[FULL AUTO] [ホワイトバランス]項目が“FAW”に設定されている場合、“FAW”固定となります。
GAIN L、GAIN M、GAIN H
[GAIN L/M/H]選択スイッチの各ポジションにゲインの値を設定します。
“ALC”に設定した場合、自動ゲインモードとなります。
[設定値:ALC、24dB、21dB、18dB、15dB、12dB、9dB、6dB、3dB、0dB、-3dB、-6dB]
(初期値 GAIN L:0dB、GAIN M:6dB、GAIN H:12dB)
本機の[FULL AUTO]スイッチが“ON”で、[FULL AUTO] [ゲイン]項目が“ALC”に設定されている場合、“ALC”固定となります。
AE LEVELスイッチ
右側面部の十字ボタン( )の動作設定をします。
AE LEVEL/VFR:
バリアブルフレームレック時、フレーム数設定として、それ以外はAEレベル設定機能として動作します。
AE LEVEL:
常にAEレベル設定ボタンとして動作します。
無効:
ボタン操作を無効にします。
[設定値:AE LEVEL/VFR、 AE LEVEL、無効]
ハンドルズームスピード
[ZOOM FIX/VAR/OFF]切換スイッチを“FIX”にした場合に、ハンドルズームレバーのズームスピードを設定できます。
[設定値:1~8( 5)]
付属レンズを非装着時は、“---”と表示され選択できません。
AFスピード
AFの動作スピードを設定します。
[設定値:高速、 中速、低速]
AFアシスト
AF時に、フォーカスリングをまわしてオートフォーカスポイントを移動させるかどうかを設定できます。
付属レンズを非装着時は、“---”と表示され選択できません。
エリア:
AF時にフォーカスリングをまわすと、オートフォーカスポイントを左側、中央、右側に移動させることができます。
選択すると、エリアに アイコンが表示されます。
遠近:
AF時にフォーカスリングをまわすと、オートフォーカスポイントを遠近方向に移動させることができます。
[設定値:エリア、遠近、 切]
[AUTO FOCUS/11]スイッチが“ON”に設定されているときのみ有効です。
AF時にフォーカスリングをまわすと一時的にマニュアルフォーカス状態になりますが、リング操作が一定時間されない場合、AF状態に戻ります。
リモート機能変更
ワイヤードリモコンからズーム動作したときに、フォーカス動作させるかどうかを設定します。
[設定値:ズーム→フォーカス、 切]
[REMOTE2]端子に接続したワイヤードリモコンのみ有効です。
ユーザーボタン機能設定...
ユーザーボタンに関する設定を行います。
FULL AUTO...
本機の[FULL AUTO]スイッチが“ON”の場合、どの機能をオートにするかを設定します。