本機では、映像と同期して4チャンネル(CH-1/CH-2/CH-3/CH-4)の音声を記録することができます。
録音する
TOP記録する音声は、下記3つから選びます。
[AUX] 端子に接続したマイク
[INPUT1] に接続したマイク
[INPUT2] に接続したマイク
記録するチャンネル数を設定する
スロットA/スロットBそれぞれに設定します。
[メインメニュー] [システム] [記録設定] [記録フォーマット] [ オーディオ]/[ オーディオ]項目で記録するチャンネルの数を設定します。
各チャンネルに記録する音声を選ぶ
CH-1/CH-2/CH-3/CH-4にどの音声を記録するか選びます。
- |
スイッチ設定 |
入力音声 |
---|---|---|
CH-1 |
AUX |
[AUX] 端子からの音声入力 |
INPUT1 |
[INPUT1]端子からの音声入力 |
|
CH-2 |
AUX |
[AUX]端子からの音声入力 |
INPUT1 |
[INPUT1]端子からの音声入力 |
|
INPUT2 |
[INPUT2]端子からの音声入力 |
“AUX”に設定した場合の入力基準レベルは、[メインメニュー] [映像/音声設定] [音声設定] [AUXゲイン]項目で設定します。
入力チャンネルを[INPUT1]/[INPUT2]に設定した場合の設定
[INPUT1]端子と[INPUT2]端子に接続する機器によって[AUDIO INPUT]信号選択スイッチ1/2を設定します。
設定 |
内容 |
---|---|
[LINE] |
オーディオ機器などを接続するとき、この設定にします。入力基準レベルは+4 dBuになります。 |
[MIC] |
ダイナミックマイクを使用するとき、この設定にします。 |
[MIC+48V] |
+48 Vの電源供給が必要なマイク(ファントムマイク)を接続するとき、この設定にします。 |
“MIC”および“MIC+48V”に設定時の入力基準レベルは、[映像/音声設定] [音声設定] [INPUT1基準レベル]/[INPUT2基準レベル]項目で設定します。
+48 Vの電源供給が不要な機器を接続するときは、“MIC+48V”の位置に設定されていないことを確認のうえ、接続してください。
[AUDIO INPUT]信号選択スイッチ1/2を“MIC”に設定した場合、[INPUT1]/[INPUT2]端子にマイクが接続されていることを確認してください。マイクが接続されていない状態で、録音レベルをあげると、入力端子からのノイズが記録されることがあります。
[INPUT1]/[INPUT2]端子にマイクを接続しない場合は、[AUDIO INPUT]信号選択スイッチ1/2を“LINE”に設定してください。
音声記録レベルの調整
4チャンネル(CH-1/CH-2/CH-3/CH-4)の音声記録レベルをチャンネルごとに手動で調整するか自動で調整するかを選択します。
CH-1/CH-2はスイッチで、CH-3/CH-4はメニューで設定します。
CH-1/CH-2の場合
手動で調整する
[音声設定] [CH1 リミッター]/[CH2 リミッター] [スレッショルドレベル]項目を“切”に設定している場合、大きな音が入っても、オーディオレベルメーターの-2 dBが点灯しないように調節してください。
記録音声については、[CH1 リミッター]/[CH2 リミッター]項目で、[スレッショルドレベル]、[アタックタイム]、[ディケイタイム]などが設定できます。
[CH1 リミッター]/[CH2 リミッター] [スレッショルドレベル]項目が“切”以外に設定されている場合、設定に従ってリミッターが動作します。
レベルの設定は、記録時、記録スタンバイ時、停止モード時に手動で調節できます。
SDカードに記録する[CH-1]、[CH-2]の音声基準レベルは、[メインメニュー] [映像/音声設定] [音声設定] [CH1/2 基準レベル]項目で“-20dB”、“-18dB”または“-12dB”に設定します。(CH-1/CH-2に共通です)
自動で調整する
[AUDIO SELECT CH-1/CH-2 AUTO/MANUAL]選択スイッチを“AUTO”側に設定、または[FULL AUTO]スイッチを“ON”にすると自動調整モードとなり、入力レベルに応じて自動的に音声記録レベルが設定されます。
[FULL AUTO]スイッチを“ON”に設定した場合、[AUDIO SELECT CH-1/CH-2 AUTO/MANUAL]選択スイッチのモード切り換え操作は無効となります。
自動調整モード時、[メインメニュー] [映像/音声設定] [音声設定] [CH1 リミッター]/[CH2 リミッター] [スレッショルドレベル]項目の設定が“切”の場合、-6dBFSでリミッターが動作します。
[CH1 リミッター]/[CH2 リミッター] [スレッショルドレベル]項目が“切”以外に設定されている場合、設定に従ってリミッターが動作します。
[FULL AUTO]スイッチを“ON”に設定した場合でも、[メインメニュー] [カメラ機能] [FULL AUTO] [オーディオ]項目を“スイッチに従う”に設定すると、カメラ本体の、[AUDIO SELECT CH-1/CH-2 AUTO/MANUAL]選択スイッチで音声記録モードを切り換えることができます。
CH-3/CH-4の場合
[メインメニュー] [映像/音声設定] [音声設定] [CH3/4 入力レベル]でセットボタン( )を押します。
[CH3/4 入力レベル]調整画面が表示されます。
[FULL AUTO]スイッチが“ON”に設定されている場合は、入力レベルが設定できません。
十字ボタン( )で設定するチャンネルを選びます。
[OIS/1]ボタンを押すと、マニュアルとオートが切り換わります。
手動で設定する場合、十字ボタン( )でレベルを調整します。
必ずセットボタン( )を押し、設定を記憶させます。
[CANCEL]ボタンを押すと、設定を破棄し上位メニュー画面に戻ります。
レベルの設定は、記録時、記録スタンバイ時、停止モード時に手動で調節できます。
記録音声については、[CH3 リミッター]/[CH4 リミッター]項目で[スレッショルドレベル]、[アタックタイム]、[ディケイタイム]などが設定できます。
[CH3 リミッター]/[CH4 リミッター] [スレッショルドレベル]項目が“切”以外に設定されている場合、設定に従ってリミッターが動作します。
SDカードに記録する[CH-3]、[CH-4]の音声基準レベルは、[メインメニュー] [映像/音声設定] [音声設定] [CH3/4 基準レベル]項目で“CH1/2連動”、“CH1/2-6dB”、“CH1/2-12dB”に設定します。(CH3/CH4に共通です)
自動調整モード時、[メインメニュー] [映像/音声設定] [音声設定] [CH3 リミッター]/[CH4 リミッター] [スレッショルドレベル]項目の設定が“切”の場合、-6dBFSでリミッターが動作します。
[CH3 リミッター]/[CH4 リミッター] [スレッショルドレベル]項目が“切”以外に設定されている場合、設定に従ってリミッターが動作します。