システムに関する設定をするためのメニュー画面です。
システムメニュー
TOP記録設定、SDカードのフォーマットや修復、タリーランプの設定、ネットワークに関する設定、日付・時刻、タイムゾーンなどを設定します。
また、メニュー設定内容を初期設定値にリセットすることもできます。
記録設定...
記録映像に関する設定をします。
メディア
メディアフォーマット
SDカードをフォーマット(初期化)します。
メディア修復
SDカードを修復および更新します。
メディアモード時は選択できません。
[!RESTORE]の表示が無い場合に本機能を実行すると、SDカード内のデータを更新処理することができます。
セットアップファイル
メニュー設定とシャッター速度やAWBの実行結果などを保存することができます。
撮影条件にあわせて、設定を保存しておくと便利です。
ファイル読み込み...
設定を呼び出します。
ファイル保存...
設定を保存します。
ファイル削除...
設定したファイルを削除します。
タリーシステム
本機タリーランプ(フロント/バック)の表示条件を設定します。
内部:
本機の状態を中心に表示します。
スタジオ:
リモートコントロールユニットなどの外部機器からのTALLY IN/PREVIEW IN信号を表示します。
[設定値: 内部、スタジオ]
前面部タリー/背面部タリー
記録中や残量警告時、またはライブストリーミング中の本機前面部タリーランプまたは背面部タリーランプの点灯方法を設定します。
本項目は、[タリーシステム]項目の設定によって、選択肢が変わります。
[タリーシステム]項目が“内部”の場合
記録/ライブストリーミング:
記録中、または、ライブストリーミング中に点灯します。
ライブストリーミング:
ライブストリーミング中に点灯します。記録中は点灯しません。
記録:
記録時に点灯します。
切:
点灯、点滅しません。
[設定値:記録/ライブストリーミング、ライブストリーミング、 記録、切]
[タリーシステム]項目が“スタジオ”の場合
入:
リモートコントロールユニットなどの外部機器からのタリー入力信号およびプレビュー入力信号で点灯します。
切:
点灯しません。
[設定値: 入、切]
バッテリー残量などの警告時点滅は“切”以外のときに有効です。
GPS
GPS機能のオン・オフ(供給電源のオン・オフ)を設定します。
[設定値:入、 切]
Language
メニュー画面の言語を切り換えます。
[設定値:English、 日本語]
ネットワーク
ネットワーク機能を使用する場合、“入(SDI 切)”または“入(HDMI 切)”に設定します。
入(SDI 切):
ネットワーク機能を使用します。ただし、SDI出力は切になります。
入(HDMI 切):
ネットワーク機能を使用します。ただし、HDMI出力は切になります。
切:
ネットワーク機能を使用しません。
[設定値:入(SDI 切)、入(HDMI 切)、 切]
ネットワーク機能を使用する場合、下記の機能に制限があります。
SDIとHDMIの同時出力はできません。
[バリアブルフレームレート]は選択できません。
[フラッシュバンド補正]は“切”に固定されます。
[LCD+VF]は“切”に固定されます。
メタデータインポート
FTPサーバーからメタデータをインポートします。
設定...
ネットワークに関する設定を行います。
[ネットワーク]項目を“切”に設定時選択できません。
システム周波数
撮影するフレームレートを選択します。
60p、60i、30p、24pで撮影する場合、“60/30/24”に、50p、50i、25pで撮影する場合、“50/25”に設定します。
[設定値: 60/30/24、50/25]
すべてリセット
メニューの設定値をすべて初期化します。
日時設定
年(Year)、月(Month)、日(Day)、時(Hour)、分(Minute)を設定します。
GPS衛星からの電波の受信状況によって、GPS衛星からの情報で日時設定が可能な場合、[OIS/1]ボタンを押すとGPS衛星から取得した時刻を設定します。
GPS衛星から情報が取得できず、日時設定ができない場合、[OIS/1]ボタンはグレー表示となります。
年月日の表示順序は、[表示設定] [日付書式]項目の設定に従います。ただし、時(Hour)は[時間表示]項目の設定に関係なく24時間入力となります。
タイムゾーン
UTCからの時差を30分単位で設定します。
[設定値:UTC-12:00~UTC-00:30、UTC、UTC+00:30~UTC+14:00(30分刻み)]
( UTC+09:00)
[日時設定]項目を設定済みの状態で、[タイムゾーン]項目を変更すると[日時設定]項目の値も補正されます。
システム情報
バージョン(カメラ)
ファームウェアのバージョン情報が表示されます。
バージョン(レンズ)
使用レンズのバージョン情報が表示されます。
ファン動作時間
内部ファンの通電時間が表示されます。
本機を長時間使用することにより、一般環境下でも内部ファンに塵埃が付着していきます。特に屋外で使用する場合は、塵埃がカメラ内部に入り込むことがあります。これらの塵埃によって、良質な画質・音質を確保できなくなる可能性があります。9000時間をめやすに、ファンの点検、交換を行なってください。
オープンソースライセンス
本機で使用しているオープンソースソフトウェアのライセンスが表示されます。