ネットワークに関する設定を行います。
入力に使用するソフトウェアキーボードは、設定する項目によってかわります。
ネットワーク/設定項目
TOPWeb
Webブラウザを使用した機能を使用するための設定を行います。
Webアクセス
Webブラウザからアクセスする場合、“入”に設定します。
[設定値: 入、切]
カメラ名
Webブラウザで表示される名称を設定します。ソフトウェアキーボードで8文字まで入力できます。
(初期値:HM850)
ログイン名 (固定)
ログイン名は“prohd”固定で変更できません。
ログインパスワード
Webブラウザからアクセスするためのパスワードを変更します。
現在のパスワードが表示されますので、直接変更してください。
ソフトウェアキーボードで31文字まで入力できます。
ライブストリーミング設定
ライブ映像を配信するための設定を行います。
以下の場合、このメニューには入れません。
[記録フォーマット] [システム]が“HD+SD”または“HD+Web”のとき
[記録フォーマット] [フレーム数/画質]が“24p”のとき
ライブストリーミング
“入”に設定した場合、ライブ配信を開始します。
[設定値:入、 切]
ネットワーク接続が完了していない場合、“入”にはできません。
FTP実行中、“入”にはできません。
電源OFF時に“切”になります。
解像度
ライブ配信時の映像の解像度を設定します。
設定を変更するとカメラが再起動します。
[記録フォーマット]項目の[ 解像度]および[ フレーム数/画質]の設定によって選択肢が変わります。
解像度 |
フレーム数/画質のフレーム数 |
設定値
|
---|---|---|
1920x1080、1440x1080 |
60p、60i、30p |
1920x1080、1280x720、720x480、480x270 |
50p、50i、25p |
1920x1080、1280x720、720x576、480x270 |
|
1280x720 |
60p、30p |
1280x720、720x480、480x270 |
50p、25p |
1280x720、720x576、480x270 |
|
720x480 |
60i |
720x480、480x270 |
ライブストリーミング中、および記録中は変更できません。
[システム] [記録設定] [記録フォーマット] [SDアスペクト]項目を“4:3”に設定している場合、ライブストリーミング映像のアスペクト比は“4:3”になります。
フレーム数/画質
ライブ配信時の映像のフレームレートおよびエンコードビットレートを設定します。
上記の[解像度]および[記録フォーマット]項目、[ フレーム数/画質]の設定によって選択肢が変わります。
フレーム数/画質のフレーム数 |
解像度 |
設定値
|
---|---|---|
60p、60i、30p |
1920x1080 |
60i(8.0M)、 |
1280x 720 |
30p(5.0M)、 |
|
720x 480 |
60i(5.0M)、 |
|
480x 270 |
30p(0.2M) |
|
50p、50i、25p |
1920x1080 |
50i(8.0M)、 |
1280x 720 |
25p(5.0M)、 |
|
720x 576 |
50i(5.0M)、 |
|
480x 270 |
25p(0.2M) |
ライブストリーミング中は変更できません。
[タイプ]項目が“RTSP/RTP”の場合、5.0 Mbpsを超えるエンコードビットレートは設定できません。
[タイプ]項目が“ZIXI”の場合、3.0 Mbpsを超えるエンコードビットレートは設定できません。
タイプ
配信映像の転送方式を設定します。
[設定値: MPEG2-TS/UDP、MPEG2-TS/TCP、RTSP/RTP、ZIXI]
それぞれの転送方式に対応している受信機器を組み合わせてお使いください。
“ZIXI”に設定する場合、別途専用のサーバーが必要になります。
UDP/TCP設定
[タイプ]項目が“MPEG2-TS/UDP”または“MPEG2-TS/TCP”の場合にのみ有効となる設定を行います。
ライブストリーミング中は変更できません。
送信先アドレス
ライブ配信先のIPアドレスやホスト名などを設定します。
最大127文字、半角英数字(a~z、0~9)、半角のハイフン[-]、ドット[.]で入力可能。
送信先ポート
1~65535の整数でライブ配信先のネットワークポート番号を入力します。
初期値は6504です。
RTSP/RTP設定
[タイプ]項目が“RTSP/RTP”の場合にのみ有効となる設定を行います。
ライブストリーミング中は変更できません。
パスワード
クライアントからアクセスするためのRTSP認証用のパスワードを変更します。現在のパスワードが表示されますので、直接変更してください。
初期値はなし(空文字)です。
最大31文字入力可能。
ZIXI設定
[タイプ]項目が“ZIXI”の場合にのみ有効となる設定を行います。
ライブストリーミング中は変更できません。
送信先アドレス
ライブ配信先のIPアドレスやホスト名などを設定します。
最大127文字、半角英数字(a~z、0~9)、半角のハイフン[-]、ドット[.]で入力可能。
送信先ポート
1~65535の整数でライブ配信先のネットワークポート番号を入力します。
初期値は2088です。
ストリームID
ライブ配信先で登録されているストリームIDを設定します。
初期値は機種によって異なります。
最大63文字入力可能。
パスワード
[ストリームID]に対するパスワードを設定します。
初期値はなし(空文字)です。
最大127文字入力可能。
レイテンシ
レイテンシモードを設定します。
[設定値:中、 低]
接続設定
ネットワーク接続するための接続設定を行います。
設定は、背面[HOST]端子に接続したアダプターにあわせて[ウィザード]画面が表示され、それに従って行います。
[ウィザード]画面で設定した内容は、保存、読み込み、削除が可能です。
ウィザード
背面[HOST]端子に接続したアダプターにあわせて[ウィザード]画面が表示されます。
画面の指示に従って接続設定を行います。
読み込み
[ウィザード]画面での設定を呼び出します。
保存
[ウィザード]画面での設定を保存します。
削除
保存した設定を削除します。
メタデータサーバー
メタデータをインポートするFTPサーバーとインポートするファイルのパスについて登録します。
設定は4つ登録可能です。
Meta-FTP1~Meta-FTP4
(それぞれの[設定名]項目で設定した名称が表示されます)
設定名
本機で設定を区別するための名称を設定します。
[メタデータインポート]の選択肢には、本項目で設定された名称が表示されます。
最大31文字入力可能。
プロトコル
接続するFTPサーバーのプロトコルを設定します。
FTP:
送受信データを暗号化しないプロトコルです。
SFTP:
SSHを利用して送受信データを暗号化するプロトコルです。
FTPS:
SSLまたはTLSにより送受信データを暗号化するプロトコルです。Implicitモード(接続開始時から暗号化通信を開始する)を利用します。
FTPES:
SSLまたはTLSにより送受信データを暗号化するプロトコルです。Explicitモード(暗号化通信が許可されてから開始する)を利用します。
[設定値: FTP、SFTP、FTPS、FTPES]
サーバー
FTPサーバーのサーバー名(“mystation.com”など)またはIPアドレス(“192.168.0.1”など)を設定します。
最大127文字、半角英数字(a~z、0~9)、半角のハイフン[-]、ドット[.]で入力可能。
ポート
1~65535の整数でFTPサーバーの使用ポート番号を入力します。
初期値はプロトコルの設定によって異なります。
(FTP時:21、SFTP時:22 、FTPS時:990、FTPES時:21)
ファイルパス
メタデータファイルのパス名(“/pub/meta.xml”、“/home/user/meta2.xml”など)を入力します。
最大127文字入力可能。
ユーザー名
FTPサーバーに接続するためのユーザー名を入力します。
最大31文字入力可能。
パスワード
FTPサーバーに接続するためのパスワードを入力します。
最大31文字入力可能。
パッシブモード
ファイル転送に使う通信モードをパッシブモードにするかどうかを設定します。
カメラがファイアウォールの内側にあり、FTPサーバーからカメラへ接続できない環境の場合、“入”に設定します。
[設定値:入、 切]
[プロトコル]項目を“SFTP”に設定した場合、“---”と表示され、設定できません。
クリップサーバー
SDカードに記録したクリップをFTPサーバーへアップロードする場合のサーバーとディレクトリを設定します。
Clip-FTP1~Clip-FTP4
(それぞれの[設定名]項目で設定した名称が表示されます)
設定名
本機で設定を区別するための名称を設定します。
サムネイル画面のアクションの[FTPアップロード]画面には、本項目で設定された名称が表示されます。
最大31文字入力可能。
プロトコル
接続するFTPサーバーのプロトコルを設定します。
FTP:
送受信データを暗号化しないプロトコルです。
SFTP:
SSHを利用して送受信データを暗号化するプロトコルです。
FTPS:
SSLまたはTLSにより送受信データを暗号化するプロトコルです。Implicitモード(接続開始時から暗号化通信を開始する)を利用します。
FTPES:
SSLまたはTLSにより送受信データを暗号化するプロトコルです。Explicitモード(暗号化通信が許可されてから開始する)を利用します。
[設定値: FTP、SFTP、FTPS、FTPES]
サーバー
FTPサーバーのサーバー名(“mystation.com”など)またはIPアドレス(“192.168.0.1”など)を設定します。
最大127文字、半角英数字(a~z、0~9)、半角のハイフン[-]、ドット[.]で入力可能。
ポート
1~65535の整数でFTPサーバーの使用ポート番号を入力します。
初期値はプロトコルの設定によって異なります。
(FTP時:21、SFTP時:22 、FTPS時:990、FTPES時:21)
ディレクトリパス
アップロードするディレクトリのパス名(“/pub”、“/home/user”など)を入力します。
最大127文字入力可能。
ユーザー名
FTPサーバーに接続するためのユーザー名を入力します。
最大31文字入力可能。
パスワード
FTPサーバーに接続するためのパスワードを入力します。
最大31文字入力可能。
パッシブモード
ファイル転送に使う通信モードをパッシブモードにするかどうかを設定します。
カメラがファイアウォールの内側にあり、FTPサーバーからカメラへ接続できない環境の場合、“入”に設定します。
[設定値:入、 切]
[プロトコル]項目を“SFTP”に設定した場合、“---”と表示され、設定できません。
ネットワーク設定リセット
[ネットワーク]メニューの全項目を初期値に戻します。