WDR(ワイドダイナミックレンジ)モードを設定する
WDR(ワイドダイナミックレンジ)モードとは
逆光補正機能により、照度差の大きい場所(逆光や西日などの影響を受けやすい屋外と屋内の出入り口や窓の近くなど)を撮影しても、同一画面内の明暗差の大きい被写体を鮮明にそして自然な状態で映すことができます。
設定のポイント
駅ホームを撮影する場合、列車やホーム屋根に対する太陽光など明るい部分(逆光)の状況に応じて設定してください。暗い部分の映像を見やすくすることができます。また、設定時は使用環境下で映像を確認して設定してください。WDR(ワイドダイナミックレンジ)モードの各モード使用例にあらかじめ逆光環境に合わせて[カスタム]のメニューをプリセットした[モード1~3..]、[列番]の使用例を記載しています。
[メニュー]から[2.WDRモード]を選択します。

OFF..
逆光補正をOFF にします。
カスタム..
WDR の各種設定を変更できます。
モード1 ~ 3..
逆光により暗部が見えにくい場合、モードの数値を上げてください。
列番..
LED 表示の列番が文字欠けをして途切れたり、消えたりするときに設定してください。逆光補正は行われません。
WDR(ワイドダイナミックレンジ)モードの各モード使用例
モード1
地下鉄などの屋内蛍光灯下の場面で設定します。
モード2

ホーム屋根と列車のすき間から、斜めに太陽光が差し込む場面で設定します。
モード3

ホーム奥半分が日陰で、手前はホーム屋根がなく、いつも太陽光が当たっている場面で設定します。

モニターが図のように設置されている場面でも、このモードに設定します。
列番

LED 表示の列番が文字欠けをして途切れたり、消えたりするときに設定します。
ご注意
逆光補正は行なわれません。

<[列番..]設定時イメージ>
設置時の基本設定はここまでです。映像やシステムなど、より詳細な設定を行なう場合は次のページからのメニュー設定をご覧ください。
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