映像の設定を変更する【6.映像設定】

設置箇所が暗くなることがあり、明るくしたい
AGC/電子増感
AGC(オートゲインコントロール)を設定します。(x)は電子増感の倍率です。明るくなりますが、残像感が出ます。
<設定値> OFF、LOW、MID、HIGH、HIGH(×2)、HIGH(×4)、HIGH(×8)、HIGH(×16)、HIGH(×32)
<初期値> HIGH
設置箇所の照明の色が変わることがある/映像の色が不自然
ホワイトバランス
照明の色温度に合わせてホワイトバランスを調整します。
<設定値>
ATW ワイド |
: |
広い照明の色温度(2,500K ~10,000K 以上)の範囲に対応して自動的にホワイトバランスを調整します。 |
AWC.. |
: |
[SET/MENU]ボタンを押すと[マニュアルホワイトバランス]画面を表示します。 |
ATW |
: |
照明の色温度(3,000K ~ 8,000K以上)に対応して自動的にホワイトバランスを調整します。 |
<初期値> ATWワイド
マニュアルホワイトバランス
ホワイトバランス固定で手動調整したい場合に設定します。
AWC (セット) |
: |
[SET/MENU]ボタンを押すとワンプッシュホワイトバランスを実行(ホワイトバランスを自動調整)して、結果を[R ゲイン]と[B ゲイン]に反映します。 |
R ゲイン |
: |
R(赤)の色相を調整します。数値が大きいほど赤みが強くなります。 <設定値> 0 ~ 255 <初期値> 130 |
B ゲイン |
: |
B(青)の色相を調整します。数値が大きいほど青みが強くなります。 <設定値> 0 ~ 255 <初期値> 85 |
[ホワイトバランス]で調整しきれない
ホワイトバランスエリア
ホワイトバランスの調整対象エリアを設定します。[カスタム]でエリア指定することで、より詳細な設定ができます。
<設定値>
ノーマル |
: |
ホワイトバランスの対象エリアを全画面に設定します。 |
カスタム.. |
: |
[SET/MENU]ボタンを押すと[ホワイトバランスエリア]画面を表示します。編集したエリアをホワイトバランスの対象エリアにします。 |
<初期値>ノーマル
ホワイトバランスエリア(カスタム)を編集する
1[ホワイトバランスエリア]画面でホワイトバランスの対象エリアに枠を合わせる
[SET/MENU]ボタンを押すごとにエリア設定の枠が白→緑→赤→灰色→白と変化するので、下記のように枠を調整します。

2エリア設定が終了したら、枠が灰色の状態で[▲/▼/◀/▶]ボタンのいずれかを押して、[映像設定]画面に戻る
メモ
本体メニュー(アナログ方式)で設定できるエリアとブラウザの設定画面(IP方式)で設定できるエリアの大きさに誤差があるため、ブラウザで規定サイズ以下に設定した場合、本体メニュー(アナログ方式)でエリア設定を表示したときにエリアが大きく表示されることがあります。
映像の色が濃すぎる/薄すぎる
カラーレベル
映像信号の色レベルを調整します。色を濃くするときは数値を大きくし、色を薄くするときは数値を小さくします。色の濃い被写体の場合、ノイズが見えることがあります。その場合は[カラーレベル]設定を下げて使用してください。
<設定値> -5 ~ノーマル~ 5 <初期値>ノーマル
映像がぼやけている/シャープすぎる
エンハンスレベル
映像の鮮明さを強調する輪郭補正を調整します。輪郭をシャープにしたいときは数値を大きくし、輪郭をソフトにしたいときは数値を小さく設定します。暗所でのノイズもはっきりさせる効果があります。
<設定値> -5 ~ノーマル~ 5 <初期値>ノーマル
暗いときのノイズが多い
DNRモード
ノイズを抑えて撮影します。[ON]に設定するとノイズ軽減効果が上がりますが、動きのある被写体では残像が生じやすくなります。
<設定値> OFF、ON <初期値> ON
WDR設定で逆光補正しきれないとき測光エリアを指定する
測光エリア
画面内のエリアを決め、そのエリアに合わせた露光設定を自動で行ないます。
<設定値>
ノーマル |
: |
エリアを指定せずに全画面で測光します。 |
カスタム.. |
: |
[SET/MENU]ボタンを押すと[測光エリア]画面を表示します。編集したエリアをもとに測光します。測光エリア(カスタム)の編集方法はホワイトバランスエリア(カスタム)の編集方法と同じです。 |
<初期値>ノーマル
メモ
NTSC 出力時、[モニターモード]を[4:3]に設定した状態で測光エリアを画面外に設定すると[範囲外]と表示されます。画面外に測光エリアを設定しないでください。
本体メニュー(アナログ方式)で設定できるエリアとブラウザの設定画面(IP方式)で設定できるエリアの大きさに誤差があるため、ブラウザで規定サイズ以下に設定した場合、本体メニュー(アナログ方式)でエリア設定を表示したときにエリアが大きく表示されることがあります。
蛍光灯がちらつく(フリッカーする)ときや、表示灯などが消えて見えないとき
フリッカー軽減
蛍光灯下でのフリッカー(ちらつき)を軽減するときにONに設定します。
<設定値> OFF、ON <初期値> ON
メモ
[WDR モード]設定が[列番..]のときは[OFF]に設定されます。
蛍光灯の種類や撮影する画角によってはフリッカーが発生する場合があります。
-
前へ
-
次へ
-
ページのトップヘ