この装置は、クラスA情報技術装置です。
この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。
その他
TOP本機は電源投入後、パン/チルト/ズーム/フォーカスの初期動作を行います。
初期動作が開始されるまでに90秒程度かかりますが、故障ではありません。
レンズを太陽などの強い光源に向けないでください。故障の原因となります。
本機はCMOS撮像素子を使用しているため、本機を速くパン/チルトさせた場合や被写体が高速で動いた場合、被写体の形状がひずんだ映像となることがあります。
本機はAGC回路内蔵のため、暗い場所では自動的に感度が上がり、画面にノイズが目立つ場合がありますが、これは故障ではありません。
AGCが動作中、トランシーバーなど強い電波を発生する機器を本機の近くで使用すると、映像にビートなど発生することがあります。トランシーバーなどを使用する場合は、本機から3 m以上はなれて使用してください。
アイリス設定を“オート”にした場合、[AGC]が“Mid”または“High”のときに明るさが変化しない場合があります。その場合はアイリス設定を“マニュアル”で設定するか、[AGC]を“OFF”にしてください。
本機をホワイトバランス“ATW-Narrow”、“ATW-Wide”、“ATW-Full”(自動調整)で使用したとき、自動色温度追尾ホワイトバランス回路の原理上、実際の色と多少色合いが異なることがありますが、故障ではありません。
ドームカバーは、直接手で触れないでください。カバーが汚れると画質劣下の原因となります。
高湿時、急激な温度変化によってドームカバーが曇ることがあります。
外来の雑音などによって、アラーム信号ケーブルの長さが50 m以下でもアラームが誤動作を起こす場合があります。その場合は、雑音源からケーブルを遠ざけるなどの処置を行なってください。
回転機構の水平/垂直回転速度や、停止位置によって、回転機構のモーター動作音が聞こえる場合がありますが、故障ではありません。
音声入出力にて回転機構の水平/垂直回転時、ズーム時、電源ON/OFF時、microSD動作時に雑音が発生する場合がありますが、故障ではありません。
マイクゲインの設定値が高いとき、音声に雑音が目立つ場合がありますが、これは故障ではありません。
マルチキャストを使用する場合は、IGMPv2に準拠したネットワークスイッチを使用してください。
インテリジェント機能搭載のスイッチングハブの一部機種においては、ブロードキャストまたはマルチキャストの抑制機能が付いています。その機能が有効な場合、本機のマルチキャスト画像が正常に閲覧できない場合があります。
本機は電子シャッターを出荷時“1/30”に設定しています。商用電源周波数50 Hzの地域で蛍光灯下(インバーター照明器はのぞく)では、ちらつき(フリッカー)を防ぐため“フリッカレス”に切り換えて使用してください。
画面上の暗い領域は、ざらついたり、白点が増えることがあります。また、カラー画像と白黒画像の切り換わり時に、画面の明るい部分が強調され見えにくくなることがありますが、故障ではありません。
落雷やエアコンの電源投入などによって電源電圧が瞬間的に断たれる、または低下した場合、映像が乱れたりノイズが混入することがあります。
ドームカバーは、半球形をしているため半球の端では像のゆがみが発生します。本機では半球の端をマスクしており、チルト方向で水平を映すと半球の端が画角に入るため、画面の上端が黒くなったり、フォーカスが甘くなることがあります。その場合は、チルトリミットの設定によって、上記エリアを映さないようにすることができます。
光源(照明など)の付近や輝度差のある被写体を撮影すると、画面上にゴーストが発生することがありますが、これはドームカバーと内蔵レンズの特性によるもので、故障ではありません。
特にTELE端(望遠側)付近において、手動操作、オートパン動作をすると、画面が振動して見える(回転動作が滑らかでない)ことがあります。これらの現象はモーターの性能によるもので故障ではありません。
本機は高倍率レンズを使用しているため、温度変化によってフォーカスが甘くなる場合がありますが故障ではありません。
フォーカスをプリセットする場合は、実際に使用する環境の温度に近い状態で、プリセットを行なってください。また、温度変化が大きくフォーカスが甘くなった場合は、再度プリセットし直してから使用してください。
使用中の温度変化によってフォーカスが甘く感じたときは、オートフォーカス機能を使用するか、手動操作でフォーカスを取り直して使用してください。
電源を切った状態や停電が長時間続いた場合は、本機内部の時計が大きくずれることがあります。そのような場合には、時刻を設定しなおしてください。
統合ビューワーで視聴時に音声がずれる場合がありますが、故障ではありません。
本機内部のファンは消耗部品です。ファンが何らかの原因で停止したとき、映像に“Caution : The fan is stopped”と表示されます。アラームトリガーの設定でファン停止をメールやTCP通知などで知らせることができます。
ファンが停止した場合は、本機の電源を切り、最寄りのサービス窓口へお問い合わせください。
大切な撮影の場合は、必ず事前に動作確認をしてください。
ビデオカメラや録画機器の使用中、万一これらの不都合によって録画されなかった場合、録画内容の補償や機会の損失についてはご容赦ください。
動き検出機能、妨害検出および異音検出機能は、簡易的な機能であり、警報機の代用として使用することはできません。これらの機能で検出できなかった場合、または誤検出したことによる一切の不便や損害については補償できません。またアラーム入出力に対して動作不具合の場合に発生した不便や損害は補償できません。
VCCI-A