カメラ本体の取り付け(VN-H657WPB)
TOPカメラ本体の落下防止ワイヤーを、準備で立てた落下防止ワイヤー取付用のアンカーボルトに取り付けます。
落下防止ワイヤーは、ナットとワッシャーでしっかりと固定します。
カメラ本体を、準備で立てたカメラ本体取付用のアンカーボルトに取り付けます。
カメラ本体は、ナットとワッシャーでしっかりと固定します。

本機の質量は、約5.6 k あります。落下には十分に注意して取り付け作業を行なってください。
設置時は、安全のため、アーム部をつかんで作業してください。
ナットとワッシャーには、取り付け後、塗装するなどの防錆処理を施してください。
AC24 V 電源で電源供給する場合は、電源ケーブルを接続してください。
PoE plusで電源供給する場合は、電源ケーブルの接続は不要です。次の手順へお進みください。
電源ケーブルを接続したあとに、防水テープ(融着)を巻き付けます。
接続が完了したら、電源ケーブルをカメラのアーム内部に押し込みます。

AC24V と接続する場合の電源ケーブルについて(参考値)
導体直径(mm) |
最大接続距離(m) |
---|---|
Φ1.0以上 |
20 |
Φ1.6 以上 |
60 |
Φ2.0 以上 |
100 |
Φ2.6 以上 |
180 |
工場出荷時はIPアドレスが192.168.0.2に設定されています。
安全上、すべての接続が終わったことを確認してから電源を入れてください。
電源ケーブルとLANケーブルの両方から電源が供給された場合、電源ケーブルからの電源が優先されます。
同一LAN環境下で、工場出荷時のカメラを複数台同時に電源投入すると、IPアドレスの重複がおこり、正しくアクセスできなくなります。
電源ユニットにTK-A241を使用する場合は、“OUTPUT1(MAX 3.2 A)”に接続してください。“OUTPUT2(MAX 1 A)”または“OUTPUT3(MAX 1 A)”に接続すると電流容量が不足することがあります。
TK-A241の取扱説明書もあわせてご覧ください。
電源ユニットにTK-A241を使用する場合は、ユニット1台につき本機1台のみ使用可能です。
本機に電源を供給するには、AC24 V 50 Hz/60 Hz、またはPoE Plus (IEEE802.3at Type2)を使用します。正しい電圧で使用してください。
AC24 Vは必ず一次電源から絶縁されたものを使用してください。
定格を超えた電源を供給すると故障や発煙・発火の恐れがあります。故障した場合は、まず電源を切って、速やかにサービス窓口へ連絡してください。
定格を超えた電源電圧を供給した場合、外観・動作に異常がなくても内部にダメージが残っている場合があります。速やかにサービス窓口へ連絡して点検(有償)を受けてください。
ハブに接続する場合: ストレートケーブルを使用してください。
パソコンに接続する場合: クロスケーブルを使用してください。

使用LAN ケーブル
STP( シールドケーブル推奨)
長さ100 m 以下
カテゴリー5e 以上
VN-H657WPBを -10 °C以下の環境下で使用する場合は、AC24 V 電源で使用してください。PoE Plus 電源使用時はヒーターが動作しません。
パソコンによってはクロスケーブルを使用できない機種があります。カメラをパソコンに直結する場合には事前にパソコンのLAN仕様を確認してください。
アラーム信号ケーブルと、センサー、ブザーなどの外部機器を接続します。
アラーム信号ケーブルの色と信号名については、以下をご覧ください。
アラーム入出力について詳しくは、以下をご覧ください。
アラーム信号ケーブルを接続したあとに、防水テープ(融着)を巻き付けます。
接続が完了したら、アラーム信号ケーブルをカメラのアーム内部に押し込みます。

使用アラーム信号ケーブル
長さ50 m 以下
UL1007またはUL1015 相当品
AWG#22 ~ AWG#18 相当品
使用しないケーブル類の先は、1本ずつ必ず防水テープ(融着)などで、確実に防水処理を行なってください。
安全上、すべての接続が終わったことを確認してから電源を入れてください。
外来の雑音などによって、長さ50 m以下でも誤動作を起こす場合があります。その場合は、雑音源からケーブルを遠ざけるなどの処置を行なってください。
事前に、オーディオ機器に接続するケーブルを別途用意してください。
オーディオ機器からのケーブルと本機のオーディオケーブルをハンダ溶接またはかしめてください。
オーディオケーブル(白/白)(マイク入力):
プラグインパワー対応のコンデンサマイクなどからのケーブルと接続させてください。
オーディオケーブル(ライトグリーン/ライトグリーン)(ライン出力):
アンプ内蔵スピーカーなどからのケーブルと接続させてください。
オーディオケーブルの色と信号名については、以下をご覧ください。
オーディオケーブルを接続したあとに、防水テープ(融着)を巻き付けます。
接続が完了したら、オーディオケーブルをカメラのアーム内部に押し込みます。

オーディオ機器との接続ケーブル(マイク入力・ライン出力)
シールドケーブル推奨
長さ5 m 以下推奨
使用しないケーブル類の先は、1本ずつ必ず防水テープ(融着)などで、確実に防水処理を行なってください。
安全上、すべての接続が終わったことを確認してから電源を入れてください。

防水処理は確実に行なってください。処理が不十分な場合、雨水などの浸水によって故障することがあります。
シーリング材としてGEシリコンか同等のものを使用してください。

以上でカメラの設置は終了です。このあと、カメラのIPアドレスを設定してください。