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カメラ本体と、壁面取付ブラケット(アーム部)の取り付け(VN-H658WP)
1カメラ本体と壁面取り付けブラケット(アーム部)をヒンジ部ねじでボックスに取り付ける

ご注意
本機の質量は、約6.3 kあります。落下には十分に注意して取り付け作業を行なってください。
設置時は、安全のため、複数人で作業してください。
2壁面取付ブラケット(アーム部)から出ている落下防止ワイヤー(1本)を取り付ける

3外部からのケーブル類をボックスの穴から引き入れる
AC24V電源使用時は、電源ケーブルを一番右の穴から通します。

ご注意
電源ケーブルのみ、必ずしきり板の外側に配置して他のケーブルと分けてください。
ケーブルグランドの内径はφ12 mmです。複数のケーブル類をひとつのケーブルグランドに通すときは合計でφ12 mmを超えないようにしてください。
ケーブル類の径が太くボックスに引き込めない場合は、別途中継ボックスを使用しケーブル径の変換を行なってください。
4電源ケーブルを接続する
AC24 V 電源で電源供給する場合は、電源ケーブルを接続してください。
PoE++で電源供給する場合は、電源ケーブルの接続は不要です。次の手順へお進みください。

AC24V と接続する場合の電源ケーブルについて(参考値)
導体直径(mm) |
最大接続距離(m) |
---|---|
Φ1.0以上 |
30 |
Φ1.6 以上 |
80 |
Φ2.0 以上 |
130 |
Φ2.6 以上 |
220 |
ご注意
電源ケーブルとLANケーブルの両方から電源が供給された場合、電源ケーブルからの電源が優先されます。
電源ユニットにTK-A241を使用する場合は、“OUTPUT1(MAX 3.2 A)”を接続してください。
“OUTPUT2(MAX 1 A)”または“OUTPUT3(MAX 1 A)”に接続すると電流容量が不足することがあります。
TK-A241の取扱説明書も併せてご覧ください。
電源ユニットにTK-A241を使用する場合は、ユニット1台につき本機1台のみ使用可能です。
5LANケーブルを接続する
カテゴリー5e以上/100 m 以下のLANケーブルで接続してください。
UTP(シールド無し)を使用してください。
-
LANケーブルでハブまたはパソコンと、本機のLANケーブルコネクターを接続してください。
-
コネクター部分に、添付のコネクターカバーを取り付け、その上から防水テープ(融着)を巻き付け、LANケーブルを壁面取付ブラケット(ボックス部)内に収めます。
ハブに接続する場合: ストレートケーブルを使用してください。
パソコンに接続する場合: クロスケーブルを使用してください。

ご注意
-10 °C以下の環境下で使用する場合は、
パソコンによってはクロスケーブルを使用できない機種があります。カメラをパソコンに直結する場合には事前にパソコンのLAN仕様を確認してください。
必ずコネクターカバーを取り付けてから防水テープを巻き付けてください。
防水テープにより接触不良となる可能性があります。
同一LAN環境下で、工場出荷時のカメラを複数台同時に電源投入すると、IPアドレスの重複が起こり、正しくアクセスできなくなります。
ホームページ:
https://www.jvc.com/jp/pro/support/
メモ
工場出荷時はIPアドレスが192.168.0.2に設定されています。
6アラーム信号ケーブルを接続する
アラーム信号ケーブルと、センサー、ブザーなどの外部機器を接続します。
アラームケーブルは長さ50 m以下、UL1007 またはUL1015 相当品、AWG24~AWG16相当品をご使用ください。
アラーム信号ケーブルについてはアラーム入力、アラーム出力をご覧ください。
アラーム入出力について詳しくは、「アラーム入出力信号について」をご覧ください。アラーム入出力信号について
アラーム信号ケーブルを接続したあとに、防水テープ(融着)を巻き付けます。
接続が完了したら、アラーム信号ケーブルを壁面取付ブラケット(ボックス部)内に収めます。

スクリューターミナルのピン端子にワイヤーを挿入してスクリューをマイナスドライバーで締めて固定します。
スクリューターミナルはケーブルのコネクター部から抜くことができます。
ケーブルのコネクター部から抜いて、配線したあとで差し込む場合は確実に奥まで差し込んでください。
ご注意
使用しないケーブル類の先は、1本ずつ必ず防水テープ(融着)などで、確実に防水処理を行なってください。
使用しないケーブル類を切断しないよう、取り扱いにご注意ください。
外来の雑音などによって、長さ50 m以下でも誤動作を起こす場合があります。その場合は、雑音源からケーブルを遠ざけるなどの処置を行なってください。
7オーディオケーブルを接続する
オーディオケーブルは長さ5 m以下、外径5.0 mm以下のシールドケーブルを推奨いたします。
AUDIO IN端子AUDIO IN:プラグインパワー方式対応のコンデンサーマイクなどと接続します。
AUDIO OUT端子AUDIO OUT:アンプ内蔵スピーカーなどと接続します。

スクリューターミナルのピン端子にワイヤーを挿入してスクリューをマイナスドライバーで締めて固定します。
スクリューターミナルはケーブルのコネクター部から抜くことができます。
ケーブルのコネクター部から抜いて、配線したあとで差し込む場合は確実に奥まで差し込んでください。
ご注意
使用しないケーブル類の先は、1本ずつ必ず防水テープ(融着)などで、確実に防水処理を行なってください。
使用しないケーブル類を切断しないよう、取り扱いにご注意ください。
8ケーブル類を防水処理する
ご注意
ボックス内は防水ではありません。
ケーブル接続部は必ず防水処理をしてください。
ボックス内に水がたまる恐れがある場合は、ドライバーなどで押して、水抜き穴キャップをはずしてください。

ケーブル類の接続部は必ず防水処理をしてください。防水は自己融着テープを端子部に巻き付け、その上からビニールテープを巻き付けて処理してください。
LANケーブルの防水処理は必ず添付のコネクターカバーを使用してください。自己融着テープにより接触不良となる恐れがあります。
9カメラ本体と壁面取付ブラケット(アーム部)を壁面取付ブラケット(ボックス部)に取り付ける
ねじ(4本)で取り付けます。


ご注意
壁面取付ブラケット(ボックス部)ねじの締め付けは、スパナなどを使用してトルク3.9N・m以上で締め付けてください。
安全上、すべての接続が終わったことを確認してから電源を入れてください。カメラの初期動作でパン・チルト動作をするため危険です。
本機の質量は、約6.3 kあります。落下には十分に注意して取り付け作業を行なってください。
設置時は、安全のため、複数人で作業してください。
ボックスを開けたまま、電源を入れないでください。カメラが回転して危険です。
10本機(カメラ本体と壁面取付ブラケット)用の落下防止ワイヤーを取り付ける
落下防止ワイヤーを壁面取付ブラケット(アーム部)に巻き付けます。
落下防止ワイヤーを、準備で立てた落下防止ワイヤー取付用のアンカーボルトに取り付けます。
落下防止ワイヤーは、ナットとワッシャーでしっかりと固定します。

ご注意
落下防止ワイヤーは付属していません。事前に本機の質量に耐えられる十分な強度のものを準備してください。
落下防止ワイヤー、ナット、ワッシャーは、ステンレス製のものを使用してください。
安全上、すべての接続が終わったことを確認してから電源を入れてください。
11ドームカバー保護シートをはがす
取り付け完了後に、外側の保護シートをはがします。

設置完了後、すべてのねじが確実に締められているか、必ず確認してください。
以上でカメラの設置は終了です。このあと、カメラのIPアドレスを設定してください。IP アドレス(工場出荷値)
カメラの取りはずし
カメラを取りはずす場合は、取り付け時と逆の手順で行います。
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